U2のボノ、最新作の制作にあたって死の淵に瀕したことについて詳細を語るのを拒否

U2のボノは最新作の制作にあたって死の淵に瀕したことについて詳細を語るのを拒否している。 U2は12月1日に通算14作目となるニュー・アルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』をリリースしている。 ボノは、米『ローリング・ストーン』誌でのヤン・ウェナーとのインタヴューの中で、新作制作中に生死に関わる健康上の問題と向き合う必要があったことについて詳細を語るよう求められているが、詳細を語るのを拒否している。 「みんな生きていればこういう生死の危機みたいな経験をする。それは精神的にも肉体的にもあり得ることだよ。そしてそう、僕の場合は肉体的にだった。だけどソープオペラみたいに語る手間は省かせてもらおうと思うよ」と彼は語っている。「特に有名人の生活の些細なことばかりに夢中になっている人がいるからね。僕はそういうのを避けているんだ。みんなが経験してきたことの空白を埋めらえるようなやり方でこの問題について語りたいんだ。わかってくれるよね」 ボノは最高峰の治療を受けることができたため、現在では完全に回復していると主張しているが、実際に何があったのかを話すことに関しては躊躇している。 「もっと最悪なことを経験しなければならないことは誰にでもある。それが、このことについて話したくないもう一つの理由なんだ」と彼は続けている。「つまりさ、乗り越えられなかったり、医療を受けることができなかった人全員を貶めることになるんだよ!」 一方で、ボノはその死への恐怖が新作にも大きな影響を与えていたことを認めている。 「本当に奇妙なことだけど、死の必然性が結局主題となることになった。あまり触れられてこなかった話題だしね」と彼は語っている。「そのことに触れずして『ソングス・オブ・エクスペリエンス』の曲を経験から書くことなんてできないよ。そのシステムへの衝撃と言えるものを呼び起こしてしまったことが生涯の中でいくつかあったしね。例えば自転車事故とか背中のケガとかね。だからいつだって主題になりうるものだったんだ。そういうことの専門家みたいにはなりたくなかっただけでね」 U2のジ・エッジは以前、具体的な言及は避けたもののボノが健康面の懸念を体験していたことを明かしていた。「ボノが純粋に多大な懸念に襲われたっていうのは、かなりシリアスだったよ。だけど、それがボノをライターとして素晴らしい場所へ導いてくれたんだ」 そのことを受けてボノは、『Q』誌に「俺たちは世界で起きていることに配慮するために立ち止まる必要があったっていう、エッジの発言は嘘じゃないんだ」と明らかにしていた。「ただ、エッジは俺の世界で起きていることに言及したくなかっただけなんだよね。リアリティ番組で起きる騒動みたいなメロドラマに聞こえるのは嫌だから、俺も詳細までは話したくないんだけどさ。そういう瞬間って多くの人に訪れるわけでね。俺もいくつか経験したんだ。そこまでのレベルじゃないけどね」

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