ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは来たる新作をEPではなく、アルバムとする理由について説明していると報じられている。
ナイン・インチ・ネイルズは新作『バッド・ウィッチ』を6月22日にリリースすることが発表されている。6曲を収録した新作は、2016年発表の『ノット・ジ・アクチュアル・イベンツ』、2017年発表の『アッド・ヴァイオレンス』に続く、3部作を締めくくる作品となる。
「コンシークエンス・オブ・サウンド」によれば、トレント・レズナーはナイン・インチ・ネイルズのファンのオンライン掲示板を訪れたとのことで、『バッド・ウィッチ』をアルバムとしている理由について説明しているという。
6曲30分強というヴォリュームの新作についてナイン・インチ・ネイルズ陣営はこれをEPとすべきだというファンの意見を受けて、トレント・レズナーは「teitan」というハンドルネームで次のように述べている。
「EPではなく、LPとされている理由を知りたいかい？ EPはスポティファイや他のストリーミング・サービスだとシングルを際立たさせるものなんだ。つまり簡単に埋没してしまうんだよ。EPは今日のような『音楽がかつてのように重要視されない』世界では軽視されるんだ。どうして無視されるようなことをするんだい？」
彼は次のように続けている。「これについてなにか責めているわけでもないしね。何をそんなに感情的になっているんだい？」そして、異を唱えたファンを名指しして、「Quantum550、くそくらえ」と投稿を締めくくっている。
『バッド・ウィッチ』からは先日、新曲“God Break Down the Door”が公開されている。
リリースの詳細は以下の通り。
アーティスト名：Nine Inch Nails（ナイン・インチ・ネイルズ)
タイトル：Bad Witch（バッド・ウィッチ)
発売日：2018年6月22日（金)
レーベル：The Null Corporation
品番：HSU-10208
UPC:4582214518404
価格: 2,200円+税
※日本盤は歌詞対訳付(予定)
1. Shit Mirror
2. Ahead of Ourselves
3. Play the Goddamned Part
4. God Break Down the Door
5. I’m Not From This World
6. Over and out
