ニルヴァーナ、2014年にロックの殿堂入りを果たした際のライヴ映像がリリースか

フー・ファイターズのフロントマンで、元ニルヴァーナのドラマーであるデイヴ・グロールは、2014年にロックの殿堂入りを果たした際に行われた、多くのミュージシャンが参加したライヴハウスでの再結集ライヴの未公開映像や音源をいずれリリースしたいと語っている。

ベーシストのクリス・ノヴォゼリック、デイヴ・グロール、ギタリストのパット・スメアからなるニルヴァーナの現存するメンバーは2014年、ロードやセイント・ヴィンセント、ジョーン・ジェット、ソニック・ユースのキム・ゴードンらをヴォーカルに迎えてロックの殿堂でパフォーマンスを行っているほか、ブルックリンのセイント・ヴァイタス・バーで行われたアフター・パーティーでは、さらにダイナソーJr.のJ・マスシスとジョン・マッコーリーが加わってパフォーマンスを行っている。

デイヴ・グロールは今回、米『ローリング・ストーン』誌とのインタヴューの中で貴重な再結集ライヴの未公開映像をいずれリリースしたいと語っている。

「やるぞと思った時に、制作会社の人間に電話して、『これは撮っておくべきだよ』って伝えたんだ。それでカメラを持ち込んで、後でどうなるかとかは考えずに撮影したんだ」とデイヴ・グロールは語っている。「ただ、あの夜を単なる思い出にするのはもったいないと思っていて、俺たちもそれは分かっていたんだ。めちゃめちゃ素晴らしかったからね。カタルシス的な体験で、あの場にいた人たちはきっと、自分たちが夢のようなものの一部に参加していることを理解していたんじゃないかな」

「あの時のプレイや光景を覚えているし、最前列で(スリーター・キニーの)キャリー・ブラウンスタインがすべての曲にシンガロングしていたのも覚えてる。それから、ジョーン・ジェットの後ろでドラムを叩いて、J・マスシスと一緒に“School”と“Pennyroyal Tea”をやったんだ」

デイヴ・グロールは続けている。「あれは本当に素晴らしかったよ。別格だったね。みんなもいずれ観ることができるはずだよ」

当日のセットリストは下記の通り。

Smells Like Teen Spirit (with Joan Jett)
Breed (with Joan Jett)
In Bloom (with Joan Jett)
Territorial Pissings (with Joan Jett)
All Apologies (with Joan Jett)
Drain You (with J Mascis)
Pennyroyal Tea (with J Mascis)
School (with J Mascis)
Lithium (with St. Vincent)
About a Girl (with St. Vincent)
Heart-Shaped Box (with St. Vincent)
Serve the Servants (with John McAuley)
Milk It (with John McAuley)
Very Ape (with John McAuley)
Scentless Apprentice (with John McAuley)
tourette’s (with John McAuley)
Aneurysm (with Kim Gordon)
Negative Creep (with Kim Gordon)
Moist Vagina (with Kim Gordon)

一方、デイヴ・グロールは先日、カート・コバーンを失ったつらさからニルヴァーナのアルバムを聴けなかった日々について語っている。

「何年もの間、俺はいかなる音楽も聴けなくなったんだ。ニルヴァーナの曲は言うまでもなくね」とデイヴ・グロールは『GQ』誌に明かしている。「カートが亡くなった時は、ラジオで曲がかかるたびに心が痛んだよ。自分でニルヴァーナのアルバムをかけることもなかった。どこへ行ったってかかっていたけどね。車に乗ればかかっているし、お店に行ってもかかっているわけでね。俺にとっては、それがすごくパーソナルなものだったんだ」

「ニルヴァーナのアルバムについては、何もかもを覚えているよ。レコーディング中に俺が履いてたショーツも覚えているし、その日に雪が降っていたことだって覚えてる。今でも、当時を振り返ってみた時にカートの歌詞に新しい意味を見出すことがあるんだ」とデイヴ・グロールは続けている。

「修正論者には思われたくないんだけど、衝撃を受ける時があるんだよね。『なんてこった、カートがあの時こう思っていたなんて知らなかったよ』っていうふうにね」

「ニルヴァーナは俺にとって、自分の身に起きた革命だった。(バンドに加入した時)俺は21歳だったんだ。21歳の頃に自分がどうだったか覚えてるか? 何でも知った気になってるだろ。でも、そんなわけはなくてね。俺も自分が何でも知っていると思っていたよ。けど、ニルヴァーナに加入して自分がほとんど何にも知らないんだっていうことに気が付いたんだ」

「ニルヴァーナは人生における最高のハイライトの一つだし、同時に、当然ながら最も落ち込んだ時期の一つでもあるけどね」

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