「Documentary of Namie Amuro “Finally”」エピソード10では、3月17日からスタートした「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~ in Asia」の全貌を一挙公開する。中国・深センからスタートし、香港、台湾と3都市、約5万人が熱狂したアジアツアーでは、日本ツアーと同じセットリストで、デビュー25年のヒストリーが凝縮されたライブを展開した。
エピソード10では、安室奈美恵が訪れるのは初めてという中国の巨大経済都市・深センのライブの裏側からスタート。セットや演出も会場に合わせた細かい修正が加えられていく。
北京オリンピックでサラ・ブライトマンのパフォーマンス演出を担当し、今回の中国公演を担うプロデューサーのマイケル氏は、「中国の人は、奈美恵の歌を小さい頃からよく聞いていた。引退コンサートに参加できるのは、北京オリンピックと同じくらいの誇りを感じる。」と語るほどで、このファイナルツアーは、アジアでもビッグイベントである事が分かる。
リハーサルでは、ダンサーのフォーメーションチェックを安室自らが念入りに行い、本番に向けて緊張の時を刻んでいく。ライブ当日は、最後となる安室のパフォーマンスを目に焼き付けようと中国全土からファンが集結。手作りの衣装など思い思いのファッションを身に着け、大ヒット曲の数々に酔いしれた。
香港では、空港にファン300人、報道陣300人が安室を出迎え、姿を現すと「奈美恵!」と大歓喜の声があがります。ものすごい人数に囲まれ、前に進むのも困難な状況も楽しんでいる様子で、終始にこやかな安室。
空港からホテルへの移動中、車の窓から手を振ってきたり、並走するスタッフの車を「パパラッチかと思った!」と笑ったり、リハーサルで安室の衣装をまとったお気に入りのぬいぐるみが登場して興奮する姿など、リラックスした素顔もたくさん収められている。
アジアツアーの最後の訪問地は、2年ぶりとなる台湾。空港には、500人のファンと300人以上の報道陣が集まっていました。現地では安室の到着がニュースで大きく取り上げられるなど、パニックともいえる状況の中、「足踏まれて痛かったんじゃないですか?」と優しくスタッフを気遣う安室。
台北市の超高層ビルに安室奈美恵の文字がライトアップされるなど、街を挙げて安室のファイナルツアーを盛り上げていた。ライブの終盤に「Do It For Love」で登場する 「I (ハートマーク)FAN」のボードが舞台に現れると、ファンが会場を埋め尽くす「TW (ハートマーク) NA」の巨大コレオグラフィーで答えるサプライズも。最後のMCでは感極まって涙を流しながらも、通訳を交えしっかりとお客さんに言葉を伝えていく感動的なシーンで幕を閉じた。
「Documentary of Namie Amuro #10」は7月14日(土)からHuluで独占配信スタート。各地で熱狂的に盛り上がったライブの歌唱映像もたっぷりお届けする。