BAROQUE G O O D M O R N I N G B O Y S A N D G I R L S

BAROQUEが、「BAROQUE TOUR 2015 OPEN YOUR WORLD AND SEE THE LIGHT」以来となる、約4ヶ月振りのワンマンライブ「G O O D M O R N I N G B O Y S A N D G I R L S」を12月25日に東京・SHIBUYA VISIONにて開催した。
本公演は、BAROQUE史上初となる「#BAROQUE_1225」というSNSのハッシュタグを用いて、ファンからの写真・動画撮影を解禁された。当日はメンバー自身も参加し、次々と投稿される「今のBAROQUE」は、そのSNSの特性を活かした広がりをみせた。また、会場内には「G O O D M O R N I N G B O Y S A N D G I R L S」の文字と、メンバーのメッセージとサインを記された幕が設置され、終演後にはファンからの夢や希望、メンバーへのメッセージなどで埋め尽くされていた。

開場と共に、DJ ARATA NAKAMURAのプレイに迎えられ、こちらも初の試みとなったLIVE PAINTが始まった。アルバム「PLANETARY SECRET」のアートワークでもお馴染みの造形アーティスト・TAKASHIKONDOによって、ステージに設置されたTシャツのフロント部分に、怜(Vo)、圭(Gt)のフェイスプリントと、鮮やかな色彩で次々と即興ペイントが施された。ほぼモノトーンのみで構成された前ツアーから、新たな扉が開かれる予感をさせられるには充分なステージだった。
そしてSEが鳴り響く中、ステージに登場したメンバーから放たれた「DREAMSCAPE」でシンガロングが沸き起こり、イントロが始まると共に歓声があがる「ガリロン」と、序盤からオーディエンスを魅了していく。

「1曲1曲、心と心でぶつかり合って、楽しい時間にしたい」と怜からのMCを挟み、クリスマスの夜を幻想的に包む「SKY WALKER」へ突入。TOKIE(Ba)のうねるベースラインが鼓動となって始まる「湿度」まで、その演奏で描く色鮮やかなストーリーに、オーディエンスも引き込まれていく。
沸点が上がりっぱなしの会場に「みんな、もっと暴れたいんじゃないかな?遠慮なんかいらいないからね、行けますか?」と怜からの煽りと共に「black bane」へ突入する。かどしゅんたろう(Ds)が刻むビートを更に切り裂くように、圭のギターが唸りを放つ。「我伐道」「独楽」と激しい代表曲が続き、ポップチューン「teeny-tiny star」で会場中に笑顔が溢れた。

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