BAROQUE 「G O O D M O R N I N G B O Y S A N D G I R L S」

BAROQUEがツアー「G O O D M O R N I N G B O Y S A N D G I R L S」の最終公演を3月25日に東京・下北沢GARDENにて開催した。
既に”不動のメンバー”とも言うべきTOKIE(BASS)、かどしゅんたろう(DRUMS)を携えたこのツアーファイナルは、BAROQUE自身も初となる会場であり、多くのファンで埋め尽くされていた。

SEが鳴り響く中、次々とステージへ姿を見せるメンバーから放たれたのは「PLANETARY LIGHT」。昨年、約2年ぶりに発表された『PLANETARY SECRET』で新たに確立されたBAROQUEサウンドは、もはや普遍に描ける世界観まで昇華しており、1曲目から音響・音韻が満ちていく空間へと形成していく。怜から「会いたかったぜ、東京!最後まで一緒に行こうな!」と続く「DREAMSCAPE」では、会場いっぱいの手拍子が広がり、シンガロングが沸き起こる。サウンドとシンクロするようにライティングが作り出すステージは、オーディエンスの心の解放を存分に促し、そこで開かれた空間は音の粒子と共に五感を委ねていける。静寂と喧騒がいくつも繰り広げられ、そのあとに残る”至福”が導くように奏でられた「ORIGINAL LOVE」は、BAROQUEからの愛で溢れ、優しく爪弾かれる圭のギターイントロから始まる「MEMENTO」で、交差した会場中の感情を昇華させた。

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