SHANK OF THE MORNING TOUR@渋谷クラブクアトロ

The BeatlesのS.E.が鳴り響く会場は、既に超満員のオーディエンスで埋め尽くされている。

エイベックス内に設立した自主レーベル・BAiTFiSH RECORDSから、9月にミニアルバム”SHANK OF THE MORNING”を発売し、レコ発ツアー【SHANK OF THE MORNING TOUR】を敢行中のSHANKが、渋谷クラブクアトロでKEMURIを迎えたライブをおこなった。

客電が落ちると同時にステージにあらわれたKEMURIは、SHANKに贈られた「New Generation」から、世代を超えて愛される名曲「Ato-Ichinen」まで、終始ダイバーが応酬する灼熱のステージを見せつけ、SHNAKに繋いだ。
そして”SHANK OF THE MORNING”のオープニングを飾る「First Light Anthem」、初期の名曲「Restart」と、続け様に飛ばしていくSHANKのステージへ、次々とダイバーが押し寄せる。庵原 将平(Vocal/Bass)から「渋谷、踊って帰ってくれ」と、軽快なベースラインから始まる「Take Me Back」では、スタートしたばかりのライブにも関わらず、フロアが飛び跳ねるように盛り上がりを見せる。
長崎出身在住である彼らは、オーディエンスとのコミュニケーションはもちろん長崎弁であり、この唯一無二の歌詞もサウンドも、そしてライブパフォーマンスに惹かれていく所以には、周りに流されない確固たる軸があるからこそだということに気づかされた一面であった。

1

2 3