The BONEZ、新たなる名盤『WOKE』完全再現ライヴをアルバム発売前に敢行。そのステージ上、9.30、ZEPP TOKYOでのツアー・ファイナル公演開催も発表!

黄金週間序盤の4月29日、The BONEZが東京・渋谷TSUTAYA O-EASTにて『Track Order-“WOKE”先行レコ発LIVE!-』と銘打ったライヴを行なった。
これはその公演タイトルが示す通り、5月9日に発売を迎えるニュー・アルバム『WOKE』の正式リリースに先駆け、同作からの楽曲すべてをその収録順通りに先行披露するというもの。
いわば〈ライヴ版リスニング・パーティ〉といった趣向だ。しかもその会場でしか手に入らない同作品のリミテッド・エディションが先行販売されるということもあり、チケットは早々にソールドアウトに。
場内はこのバンドに共鳴するBONER、すなわち彼らのコアなファンで埋め尽くされた。

場内が暗転すると、ステージに登場したメンバーたちは全員がめずらしくブラックスーツ姿。
驚きを隠せないオーディエンスを前に、スポットライトのなかでJESSEがギターを奏でながら穏やかに歌い始めたのは、アルバムの幕開けを飾る“Until you wake up”。
この曲が激しくアッパーに急転した瞬間から、フロアは熱い一体感に包まれた。

冒頭の2曲を歌い終えたところで、JESSEは「こんなカッコして暑くてしょうがねえけど、正装でビシッとおまえらのためにやっからよ!」と挨拶。
「全部(みんなの)知らない曲だけど、知ったフリしとけ!」との言葉通り、まだ誰も聴いたことのない『WOKE』からの楽曲だけをバンドは繰り出し続けたが、場内の熱気は一瞬たりとも冷めることがなかった。

無駄な沈黙を挟むことなく、実際の収録順通りに新作からの全11曲を披露し終えた時点で、約60分間に及ぶライヴ本編は終了。
すると会場壁面に設置されたスクリーンに4人のインタビュー映像が流れ、各々の発言が5月11日に開幕を迎えるツアーのことに及ぶ。すると、その流れのなかで、ZEPP TOKYOでのツアー最終公演が9月30日に決定したことが伝えられ、客席には大きな歓喜の声が湧いた。

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