1991年にメジャーデビューを果たしたフィッシュマンズ。数枚のシングルとアルバムをリリースした後、ボーカル・佐藤伸治の急死により1999年に活動停止。その後、2005年に再始動から現在も活動を続けている。彼らの楽曲は日本の音楽シーンに多大なる影響を与えており、今もなお国内外でファンを増やし続けている。
ミュージシャンはもちろんのこと数々の俳優、作家、アーティストなどからも愛され、フィッシュマンズと同年にメジャーデビューを迎えたスピッツの草野マサムネや、紅白への出場など全国から絶大な人気を誇るBiSHのセントチヒロ・チッチなど、本作を鑑賞した著名人からすでに多くの絶賛コメントが寄せられている。
フィッシュマンズとスペシャルバンドを組んだ経験もあるシンガーのUAは「ひょっとしてこれは、絶滅危惧種についてのドキュメンタリーなのかもしれない。 」と語り、作家である西加奈子は「こうしてこのバンドは、それぞれの身体の中で「私だけのフィッシュマンズ」となるのだろう。」とフィッシュマンズへの想いを綴った。
そして今回、「JAIHO」で本作が配信される事を記念し、フィッシュマンズのリーダーである茂木欣一と、膨大なデータから本編を作り上げた映画編集者の大川景子からもコメントが到着!
大川は「この映画が、観た人それぞれの中で膨らんでいく時間になっていて欲しいです。」と、密に作品と関わってきたスタッフならではの視点でコメント。
茂木欣一は「これはバンドの出会いと別れ、そして再開の物語。」とフィッシュマンズのこれまでの長い歴史を感じさせる言葉とともに配信決定に対しても感謝を述べた。
『映画: フィッシュマンズ』の配信決定、ありがとうございます!!
これはバンドの出会いと別れ、そして再会の物語。
今でもリアルに響き続ける佐藤伸治の楽曲の深い魅力とともに、172分じっくりとお付き合い下さい。
̶ 茂木欣一(フィッシュマンズ)
アーカイブとインタビューの素材は膨大でした。
どれも貴重だったので、編集では「まとめる」というよりそのままギュッと「圧縮」するつもりで手嶋監督と進めていきました。
この映画が、観た人それぞれの中で膨らんでいく時間になっていて欲しいです。
̶ 大川景子(映画編集者)