キング・クルールは来月、サード・アルバム『マン・アライヴ!』をリリースすることを発表している。
サウス・ロンドン出身で本名をアーチー・イヴァン・マーシャルというキング・クルールは、4曲を収録した2019年発表の『ヘイ・ワールド!』に続く新作を2月21日にリリースすることが決定している。
アルバムのリリース発表に伴ってキング・クルール本人が監督を務めた“(Don’t Let The Dragon) Draag On”のミュージック・ビデオが公開されている。
プレス・リリースによれば、ミュージック・ビデオはカール・テオドア・ドライヤー監督のサイレント映画『裁かるるジャンヌ』に影響を受けたものだという。
アルバムについてキング・クルールは2019年半ばに娘が生まれたためにリリースが遅れてしまったと語っている。
「娘が生まれる前にすべてを仕上げておくべきだったんだ」とアーチー・イヴァン・マーシャルは語っている。
「できるはずだったんだよ。冬になると、他にやることもないわけでね。俺の知っている連中はみんな仕事があるから、日中は何もせずダラダラして、みんなの仕事が終わった頃に連中とパブに行くんだ。そういう習慣になっていたんだよね」
「そうしたら、このアルバムの真っ最中に当初は考えてもいなかった人生の大きな変化が訪れてさ。それで『やっておけばよかった』と思ったんだ。正直、そこから一度離れることができたのは嬉しかったんだけどね。それで、子どもの命を保つというより差し迫った問題に集中したんだよ」