NOFXとフランク・ターナーはそれぞれがお互いの曲をカヴァーしたスプリット・アルバム『ウェスト・コースト VS ウェセックス』をリリースするという。
フランク・ターナーはNOFXが1992年に発表した“Bob”をカヴァーしており、NOFXはフランク・ターナーが2006年に発表した“Thatcher Fucked The Kids”をカヴァーしており、それぞれのミュージック・ビデオも公開されている。
アルバムはファット・レコーズより7月31日にリリースされる。アルバムの前半ではNOFXがフランク・ターナーをカヴァーし、後半ではフランク・ターナーがNOFXをカヴァーしている。
このアイディアはNOFXのファット・マイクから始まったもので、お互いの曲をカヴァーすることについてフランク・ターナーに連絡を取ったという。「びっくりして『もちろん、やるよ。素晴らしい話だね』と言ったんだ」とフランク・ターナーは語っている。
ファット・マイクは次のように語っている。「彼のアルバムは全部聴いていて、面白いものにできるかもしれない曲を選んだんだ。俺がやったことは多くのコードを変えたんだ。歌ではフランクに敵わないからね。彼よりうまく歌えないよ。でも、あちこちに彼が考えたことのないメロディーやコードを付けられると思ったんだよ」
フランク・ターナーは次のように語っている。「そのままカヴァーはしたくなかったんだ。僕と僕のバンドで違ったものを提案できるような曲を選びたかったんだ」
「でも、僕のことを知らないようなカジュアルなNOFXのファンにも届くようなものになったらクールだなと思ったんだ。僕も1人のファンだしね。スポティファイを見て、最も人気の5曲を選ぶようなことはしなかったよ」
フランク・ターナーは4月にライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ニューカッスル』をリリースしている。