ダーティー・プロジェクターズは5枚の連作EPのうち3作目となる『スーパー・ジョアン』をリリースすることを発表している。
4曲を収録したEPはドミノ・レコーディングスより9月4日にリリースされる。ダーティー・プロジェクターズはEPからの最初のシングルとなる“Holy Mackerel”をミュージック・ビデオと共に公開している。
EPはキング・タフのカイル・トーマスの力を借りてロサンゼルスでレコーディングされている。作曲とプロデュースはデイヴ・ロングストレスで、リトル・ウイングスのカイル・フィールドとのコラボレーションも行っている。
デイヴ・ロングストレスは『スーパー・ジョアン』について次のように語っている。「『スーパー・ジョアン』とはフィーリングのことなんだ。このEPシリーズでは成長、移行、限界的な空間、アイデンティティの変化っていうものを表している。アレン・ギンズバーグは『first thought, best thought』という言葉を使って、ある種のライティング方法について語っている。それは自動筆記とまではいかないもので、早く、自然発生的で、そして信頼のできるものだ。僕にとって今回の楽曲たちは『ダーティー・プロジェクターズ』や『ランプ・リット・プローズ』を制作した後に、それらを再発見したことについての曲なんだ。そして僕らバンド（フェリシア、マイア、クリスティン、マイク、そして僕）にとってそれは、初めてのこと（新しいバンドとして演奏、作曲、そして一緒に学ぶこと）を探求することだと思うんだ」
『スーパー・ジョアン』はそれぞれ違うメンバーがリード・ヴォーカルを担当する3月にリリースされた『ウィンドウズ・オープン』や6月にリリースされた『フライト・タワー』に続く作品となっている。今回のEPのリリース発表に合わせて5枚のEPの全曲20曲を収録した『5EPs』が11月13日にリリースされることも決定している。
ダーティー・プロジェクターズが最後にリリースしたアルバムは2018年発表の『ランプ・リット・プローズ』となっている。
