アヴァランチーズは来たる新作『ウィ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー』よりリオン・ブリッジズとのコラボレーションとなる新曲“Interstellar Love”が公開されている。
この曲はアン・ドルーヤンと亡き夫の天文学者であるカール・セーガンの恋愛をテーマとした楽曲となっていて、アラン・パーソンズ・プロジェクトの“Eye in the Sky”がサンプリングされている。
今回のコラボレーションについてアヴァランチーズのロビー・チャターは次のように語っている。「リオンは素晴らしいシンガーで、すごく美しい声の持ち主なんだ」
「彼はテキサス出身だけど、たまたま共にロサンゼルスにいたことがあって、彼は常にウィッシュリストがいたから、ラッキーだったんだ。スタジオにいた時にアン・ドルーヤンとカール・セーガンの物語について話をして、その恋の脳波はボイジャーのゴールデンレコードにされて、宇宙にも送られたんだ。それで、この曲ができたんだ」
“Interstellar Love”の音源はこちらから。
アン・ドルーヤンの写真を使ったアルバム・ジャケットについてロビー・チャターは『NME』に次のように語っている。「このアルバムは自分たちが人としてどんな人間であり、何が自分たちを形作ったかがたくさん入っているんだ。違うタイプのエネルギーを追求したんだよ。音の波形についても光にも自分たちの人としてのエネルギーでもね。アン・ドルーヤンとカール・セーガンが出会って恋に落ちた物語の虜になったんだ。様々な曲や地球の音をゴールデン・ディスクに収録して、ゴールデン・ディスクは1977年にボイジャーの宇宙船で宇宙に行ったんだ」
「1000年以上残るように設計されて、宇宙空間を漂っているんだ。いつか知的生命体が気づいて、地球の存在を学ぶというアイディアなんだよ。ゴールデン・ディスクをまとめている時に2人は恋に落ちて、彼女は自分の心音を収録させたんだ。それはプロポーズされる前日だったんだ。彼女は若い女性が熱狂的に恋に落ちている心音をゴールデン・ディスクで永遠に残したんだ。それが今も宇宙を漂っているんだ。これってすごく素敵なアイディアだと思ったんだよ」
アルバムからは“Music Makes Me High”と“Take Care In Your Dreaming”いった楽曲が公開されている。