メタリカは半分アコースティック、半分エレクトリックのチャリティ・ライヴ配信を行っている。
メタリカは自身のチャリティ団体であるオール・ウィズイン・マイ・ハンズに寄付を募るためにオンライン・ライヴを配信している。オール・ウィズイン・マイ・ハンズは職業訓練、飢餓の克服、他にも地域の重要サービスの提供によって「持続可能なコミュニティを生み出す」ことを目的としている。
カリフォルニア州サン・ラファエルで収録したメタリカは8曲をアコースティックで、6曲をエレクトリックで披露している。ディープ・パープル、ボブ・シーガー、“The House Of The Rising Sun”のカヴァーのほか、アコースティック・パートでは“Blackened”と“Now That We’re Dead”も演奏されている。
パフォーマンスの一部はこちらから。
全編の有料配信はこちらから。
https://nugs.tv/assets/nugstv/metallica.html
「これに参加できることに感謝しているし、みんなが見てくれて、参加してくれることが嬉しいよ」とフロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドは『ステレオガム』に語っている。「みんなの助けが非常に重要なんだ。俺たちが演奏できるという事実は大きなボーナスなんだよ。僕たちが演奏することで、僕たちは何人かを雇用することになり、僕らは援助することもできる。ウィン・ウィン・ウィンな関係なんだよ」
この日のセットリストは以下の通り。
Acoustic set:
1. Blackened
2. Creeping Death
3. When A Blind Man Cries (Deep Purple cover)
4. The Unforgiven
5. Now That We’re Dead
6. Turn The Page (Bob Seger cover)
7. Nothing Else Matters
8. All Within My Hands
Electric set:
9: Disposable Heroes
10. House Of The Rising Sun (The Animals cover)
11. Wasting My Hate
12. For Whom The Bell Tolls
13. Master Of Puppets
14. Enter Sandman
一方、ドラマーのラーズ・ウルリッヒはジェイムズ・ヘットフィールドのリハビリを受けてメタリカが「非常に健全な状況」にあると語っている。ジェイムズ・ヘットフィールドは昨年からアルコール中毒の問題に対する治療を始めていた。彼は2001年にも同様の問題でリハビリに入っている。
ファンジンの『ソー・ホワット!』にラーズ・ウルリッヒは次のように語っている。「ジェイムズは非常に健全な状況し、バンドも非常に健全な状況にあるよ。明らかに新型コロナウイルスが大きな役割を果たしたんだ。とんでもない1年になったわけだけどさ。今日は10月16日だけど、メタリカという共同体の状況については興奮しているし、自信があるし、この先については非常に楽観的に感じているよ」