奥田民生とmiletによる「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」のアコースティック・パフォーマンスおよびトーク映像「ナイトミュージアム 〜Live at DOUBLE FANTASY – John & Yoko」が公開された。
『DOUBLE FANTASY – John & Yoko』は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの「愛と平和」のストーリーを、二人の言葉やプライベート・コレクション100点以上を通して追体験できる展覧会。ビートルズ・ファンとして知られ、<Dream Powerジョン・レノン スーパーライブ>にも幾度となく出演を果たしている奥田民生と、第71回NHK紅白歌合戦への初出場も決定し注目を集めるシンガー・ソングライターmiletが今回初共演した。
今回の映像では、1969年12月に行われたジョンとヨーコの平和のためのパフォーマンス「WAR IS OVER! (if you want it) (戦争は終わる、あなたがそう望むなら)」のメッセージを継承して1971年にリリースされたジョンとヨーコ名義の「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」を、展覧会会場で歌い上げている。
演奏後、ジョンとヨーコの展示に囲まれながらのパフォーマンスに、「恐れ多かったですね」と語る奥田民生に、「民生さんが隣にいることが恐れ多かったです」とmiletが応えるなど、和やかな雰囲気のアフター・トークでは、miletが二人のベッド・インの平和活動に触れ、「私たちがこの行動をどう捉えて咀嚼して、自分の行動に投影するかが問われている気がする。あなたならどうする?って。もらったメッセージ以上に自分の中で考えることがありました」と話した。
また奥田民生が「亡くなっていなかったら、いろんなことを乗り越えたその後の音楽が聞けたのに、と。それがないのが悲しいですね」と40歳で亡くなったジョンに思いを馳せ語る場面も見られる。
なお、ジョン・レノン40回目の命日を迎える12月8日より10日までの3日間にわたり、ソニーミュージック六本木ミュージアムの会場入り口に献花スペースを設置。誰でも自由に献花することができる。
また現在、東京・ソニーミュージック六本木ミュージアム、Ginza Sony Park 、ユニバーサル ミュージック・ジャパンの都内3箇所では、1969年にジョンとヨーコが行った平和のためのキャンペーン「WAR IS OVER! (IF YOU WANT IT)」のビルボードやポスターが、ARで再現される企画を実施中だ。
専用アプリをダウンロードしたスマートフォンで上記の場所を撮影すると、アプリを通じて大迫力の「WAR IS OVER!」巨大ビルボードやポスターが出現、同時にその写真をSNSに投稿すると抽選で“WAR IS OVER!”オフィシャル・グッズ・セットが当たるキャンペーンも実施中だ。