グライムスはYouTubeでのファンとの質疑応答でキャロライン・ポラチェックとのプロジェクトなどを予告している。
この質疑応答はエンデルとグライムスのコラボレーションのために行われたもので、彼女は自分のプロダクションとヴォーカルを使って、90分のアンビエント・トラックを生み出す『AIララバイ』をプロデュースしている。
質疑応答は様々な話題に及び、2020年発表の『ミス・アントロポセン』に続くアルバムについて彼女はヴォーカルとミックスを仕上げている段階にあると述べている。
グライムスは2ヶ月以内に新曲をリリースする可能性を示唆しつつも、新型コロナウイルスのせいでミュージック・ビデオが撮影できないかもしれないことに言及している。
「音源の準備はできているけど、ビジネスがそうじゃないのよ」と彼女は語っている。「新型コロナウイルスでミュージック・ビデオの撮影ができるのかも分からないしね。だから、様子を見ているわ」
質疑応答でグライムスはキャロライン・ポラチェックとのコラボレーション・プロジェクトに取り組んでいることも明かしている。キャロライン・ポラチェックとのコラボレーションについて訊かれたグライムスは次のように述べている。「キャロライン・ポラチェックと私はあることをスタートさせたわ。彼女は本当に音楽が上手で、しかもすごく複雑なの。私としてはこれは何って感じなの」
グライムスは初の著書にも取り組んでいることを明かしており、「AI、存在、愛、戦争、権力の未来」を扱ったものになるという。2020年で最も好きなアルバムにはカリ・ウチスの『シン・ミエド』を挙げている。
グライムスは先日、新型コロナウイルスに感染したことが明らかになっている。