ゴーゴー・ペンギンは初となるリミックス・アルバム『GGP/RMX』を5月7日にリリースすることが決定している。
本作はアルバム『ゴーゴー・ペンギン』に収録されていた11曲のうち、10曲のリミックス・ヴァージョンを収録したもので、ジェームス・ホールデンやマシンドラム、808ステートのほか、日本からはコーネリアスとYosi Horikawaが参加している。
コーネリアスの小山田圭吾はリミックスについて次のように語っている。「リミキサーに808ステートが入っていて、マンチェの血を感じました。ゴーゴー・ペンギンは、ヒプノティックな生演奏が魅力なので、なるべく彼らの演奏を残したいと思いました。世の中が落ち着いたら、ライヴを見に行ってみたいです」
ピアノのクリス・イリングワースはこのリミックスについて次のように続けている。「コーネリアスのミックスは知的で美しく、アルバムの始まりとしてとても良いと思った。ピアノのメロディをシンセのラインと併せて再配置することでそのメロディがより強調されて、楽曲に新しくて個性的なキャラクターを加えている。リミックス・アルバムにピッタリだね」
また、Yosi Horikawaが手掛けた“Embers”のリミックスについてドラムのロブ・ターナーは次のように語っている。「Yosiはいつも美しく感情的なサウンドスケープを生み出し、最もユニークなサウンド・プロダクションを行っているアーティストの一人だ。この世界に存在する音を組み合わせて、誰も聴いたことのないようなものを創り上げ、信じられないほど深く広大な表現をしている。今回のリミックスにあたってまず名前が浮かんだのがYosiだったよ、そして彼は僕たちにとってスペシャルなものを創り上げてくれたんだ」