DMX、オーヴァードーズによる心臓発作で致命的な状況にあることが明らかに

DMX

DMXは自分で呼吸をしているという弁護士の声明に反して生命維持装置をまだ付けているという。

『TMZ』によれば、DMXはオーヴァードーズで致命的な状況にあるとのことで病院に搬送されている。オーヴァードーズは現地時間4月2日23時頃に起きたとのことで、ニューヨーク州のホワイト・プレーンズの病院に搬送されている。

情報筋は『TMZ』にオーヴァードーズによって心臓発作が引き起こされたと語っている。DMXは「植物状態」にあるとも報じられており、「脳の活動はあるものの」、医師は乗り越えられないかもしれないと警告しているという。

その後、DMXの弁護士は容態について声明を発表しており、生命維持装置を外して自分で呼吸をしていると述べていた。

「PIX11」にマレー・リッチマンは次のように語っている。「心臓発作で彼は病院にいます。生命維持装置を外して、彼は自分で呼吸をしています」

彼は次のように続けている。「でも、私たちは心配しています。現時点で心配していないと示唆してしまうことは私にとっては不誠実なことになってしまいます」

しかし、マレー・リッチマンは声明にさらに言及している。米『ローリング・ストーン』誌に彼は「誤った情報を教えられた」として生命維持装置はまだ付けていると述べている。心臓発作がドラッグによるものかについては明らかにしていない。

現地時間4月4日早朝にDMXの代理人は『TMZ』に次のように述べている。「昨晩、アール・“DMX”・シモンズは自宅で倒れて病院に搬送されました。当時、危篤で集中治療室にいました。アールは人生を通して戦士でした。今の状況は彼が支配することになる新たな道に繋がるものです」

「シモンズ家は圧倒的な心からの愛、励まし、応援、祈りがアールに注がれていることに感謝しています。アールの音楽と人生は世界中の多くの人にとって強さと影響力の源泉となってきました。必要な時にファンたちが同じ情熱とエネルギーを返してくれることに元気づけられてきました」

『TMZ』に対して家族は子どもたちが彼に会うために駆けつけていることを明かしている。

DMXは長年ドラッグ依存症を抱えており、14歳からコカインをやりながらマリファナを吸っていた頃から始まったと語っている。翌年、ドラッグ関連の犯罪で刑務所を入出所しており、コカイン中毒と闘っている。

DMXはドラッグの使用と保護観察違反で2010年に逮捕されている。2011年にもドラッグを所有していたことで刑期は延長されている。

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