キッスは週末にニューヨークのトライベッカ映画祭で披露した5曲の映像がオンラインにアップされている。
現地時間6月11日にキッスのドキュメンタリー『バイオグラフィ:キッストーリー』が初上映された後、キッスはパフォーマンスを行っている。
パイロによる演出満載となったパフォーマンスは“Detroit Rock City”や“War Machine”などを演奏したもので、名曲“Rock and Roll All Nite”で締めくくられている。
「長い公演をやる許可は出ていないんだ」とポール・スタンレーはパフォーマンスの最後で語っている。「だから、ちょっと短いんだけど、8月に始まるヴォリューム満載の公演のサンプルみたいな感じなんだ」
8月にキッスは新型コロナウイルスで延期されていたフェアウェル・ツアーを再開させる予定となっている。キッスは2019年1月からフェアウェル・ツアーを始めているが、新型コロナウイルスのパンデミックで中断を余儀なくされていた。
4時間に及ぶドキュメンタリー『バイオグラフィ:キッストーリー』は2夜にわたってA&Eネットワークで6月27日と28日に放送される予定となっている。同作についてポール・スタンレーは「素晴らしい」と評している。フー・ファイターズのデイヴ・グロールとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロも出演している。
ドキュメンタリーの説明には次のように書かれている。「ロックンロールでパーティーをする50年の日々を経て、史上最多のゴールド・ディスクに輝いたバンド、キッスはギターを破壊して悪魔の炎を鎮める前に成功の物語をお伝えします」
キッスはネットフリックスで『シャウト・イット・アウト・ラウド』という伝記映像作品も製作される予定となっている。
キッスはダイナマイトより新たなコミック・ブックが刊行されることが決定している。『ファントム・オブセッション(原題)』という本作はイアン・エディントン作で、8月に刊行される。