To Be Continuedの新曲「手紙」が、本日から先行配信となった。
この「手紙」は1999年に脚本家の北川悦吏子に歌詞の書下ろしを依頼、快諾のもと当時完成していた作品だったが、その後To Be Continuedは余儀なく活動休止を発表。お蔵入りとなっていた未発表曲である。昔恋愛関係にあった女性から2年ぶりに連絡があり結婚することを告げられるというストーリーの、切なくもTo Be Continuedらしいラブソング。今回、当時のアレンジを基調に再構築、現在の岡田浩暉のヴォーカルの豊かな表現力で大きなバラードとして甦った。To Be Continuedとファンの共通の空白の22年を埋めるにふさわしい楽曲となっている。本日より「手紙」MUSIC VIDEOも公開となったので是非チェックしてほしい。
<北川悦吏子コメント>
この度は、 To Be Continued再始動、誠におめでとうございます。
そして、再始動第二弾の配信リリースが、なんと「手紙」。
今から22年前、たまたまメロディーを聞かせてもらって、
なんて素敵なんだろう、と思い、
そして、男の人のやるせないため息、みたいなものを感じ、
このような歌詞を乗せてみました。
それが今になって、世に出るとは!
あの頃にしか書けない歌詞だったと思います。
「手紙」に出て来るこの女性、なんて勝手な女なんでしょう!笑
岡田くんが歌うと、ますますその勝手さが強調されて、
男性の切なさがにじみ出て胸に来ます。
ドラマでも宛て書きをしますが(だれが演じるかを想定してシナリオを書くこと)、
作詩でも宛書きをしてたんですねえ。
To Be Continuedを休止していた年月が
歌に奥行きを与えている気がします。若い頃歌うのとは、また違う。
しかし、あの頃聞いても今聞いても、岡田くんの声は唯一無二ですね。
彼の率直さが、そのまま声に出ていると思いました。
声って誤魔化せない。そのままその人が出る。
年月を経て変わった部分より、変わらない真ん中の部分。
これが、 To Be Continuedの魅力と思いました。
北川悦吏子