マリーザ・モンチは新曲“Vento Sardo”のミュージック・ビデオが公開されている。
“Vento Sardo”は映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』の主題歌を手掛けたマドリッド在住のウルグアイ人シンガー・ソングライター、ホルヘ・ドレクスレルとの初共作曲となっている。
“Vento Sardo”のミュージック・ビデオはこちらから。
マリーザ・モンチは「サルディニアの風」を意味する新曲について次のように語っている。「“Vento Sardo”は私にとってホルヘ・ドレクスレルとの初めてのコラボレーションになりました。この曲はサルデーニャの海をゆくボートの上で書きました。風は空気の移り変わる性質や命や自然が絶えず動き変化し続けていくことを表しています。全ては通り過ぎてゆくものであり、すべてはいつか通り過ぎるものなのです」
ホルヘ・ドレクスレルは次のように続けている。「数年前お互いの家族とランチを食べた後、マリーザ・モンチがおもむろにギターを手に取ると、カード・ゲーム遊びを持ちかけるかのように“考えがあるの”と言って、一緒に曲を書くことを提案してくれたんだ。マリーザ・モンチと曲を書くというのはそういう感じなんだ。ディナー・テーブル周りで遊びながら、子供たちも交えて、ご想像のとおりゆったりと遊び心に満ちたカジュアルな感じでね」
「僕はかねてから、ひたすら楽しめるような、そんな曲を書きたいと思っていた。マリーザ・モンチはその方法を教えてくれたんだ。あの日々の記憶ははっきりと残っているよ。帆船の上で、風が僕たちをどこに連れていくのかを曲にしたためていたんだ。今もその風が吹き続けて、ディスタンシングやロックダウンの時代を拭い去ってくれればと思うよ」
マリーザ・モンチは7月に最新作『ポルタス』をデジタルのみでリリースしており、この“Vento Sardo”を追加収録したCDが11月19日に世界同時発売されることが決定している。最新作『ポルタス』ではアート・リンゼイと約20年ぶりに共同プロデュースを行っている。