ジョン・ボン・ジョヴィとブライアン・アダムスは共に新型コロナウイルスで陽性になったことを受けて週末に行う予定だったライヴをキャンセルしている。
ジョン・ボン・ジョヴィは現地時間10月30日にライヴを行う数時間前にこのことが明らかになっている。地元メディア「WSVN 7 ニュース」によれば、「ラナウェイ・ウィズ・ジョン・ボン・ジョヴィ」と題されたイベントは既に会場内に観客が入っていた状態だったという。
この日のライヴはアコースティックによるストーリー主体のライヴが予定されていて、Q&Aセッションや写真を撮るハロウィン・コスチューム・パーティーも予定されていた。ジョン・ボン・ジョヴィの担当者は『ヴァラエティ』誌で「ワクチン接種を終えていて元気です」と述べている。
ジョン・ボン・ジョヴィは新型コロナウイルスの安全基準を熱心に支持していて、昨年4月にはロックダウンで耐え忍ぶことについて歌った“Do What You Can”を発表している。
ジョン・ボン・ジョヴィはブルース・スプリングスティーンと共にニュージャージー州の新型コロナウイルスのキャンペーンにも出演している。昨年3月、キーボーディストのデヴィッド・ブライアンは新型コロナウイルスで陽性になっている。
ブライアン・アダムスはロックの殿堂入りの式典に出演予定で、ティナ・ターナーのためにH.E.R.と共に“It’s Only Love”をデュエットする予定となっていた。
ブライアン・アダムスの担当者は米『ビルボード』誌に「ワクチン接種を終えていて症状はありません」と述べている。キース・アーバンがブライアン・アダムスの代役を務めている。
ブライアン・アダムスは2022年3月11日に通算15作目となるニュー・アルバム『ソー・ハッピー・イット・ハーツ』をリリースすることが決定している。ブライアン・アダムスは来年5月からUKツアーを行うことが決定している。