パイングローヴは2022年にニュー・アルバム『11:11』をリリースすることを発表して、新曲“Alaska”が公開されている。
2020年発表の『マリーゴールド』に続く新作は2022年1月28日にラフ・トレードよりリリースされる。バンドによるセルフ・プロデュースで、デス・キャブ・フォー・キューティーのクリス・ワラがミックスを手掛けている。
先立って公開された“Orange”に続いて「気候変動についてのワルツ」だという新曲“Alaska”が公開されている。
「『11:11』というタイトルは勇気づけられるものですが、アルバムには様々な感情が含まれています」とヴォーカリストでソングライターのエヴァン・スティーヴンズ・ホールは語っている。
「今は怒るべきことがたくさんあり、多くの悲しみを消化しなければなりません。しかし、願わくば最も声高なのは団結や共同体、コミュニティであればと思っています。みなさんにそうしたものを感じてもらえる場所を作りたかったのです」
アルバムのテーマについて彼は次のように続けている。「楽観性とコミュニティに等しい時間を費やして、たとえ相手がいなくてもお互いに気を配る人間の義務を再確認しています。もし自分のことを自分で救わないといけないとしたら、どうなるでしょう?」