オリコン2022年度の第1週目となる12月22日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」に、⼭下達郎の『クリスマス・イブ(2021 Version)』が、週間売上0.7万枚で、10位にランクイン。
1987年度から続いている同作の「週間シングルTOP100入り連続年数」記録は、前人未到の「36年連続」に更新された。
アルバム『Melodies』(1983年6月発売)よりシングルカットされた同曲は、1983年12月に初ランクイン。
1987年度に再びランクインして以降、2021年度までの35年間にわたり、毎年オリコン週間シングルランキングTOP100のランクインを継続していた。
その間、1988年にJR東海『X’MAS EXPRESS』CMソングに起用されたことが呼び水となり、日本のクリスマスシーズンには欠かせぬ定番曲となった。
なお、1991年1月にはミリオンセールスを達成している。
「クリスマス・イブ」は昨年、ホワイト・ヴァイナルの7インチ・シングルとして発売され、話題を呼んだが、今年はコロナ禍のクリスマスを象徴するように、自宅での「おうちカラオケ」と「おうちアカペラ」を多数収録した、豪華ステイホーム・エディションともいえる内容での発売となっており、「おうちカラオケ」として「Blow」と「Misty Mauve」、「Mighty Smile(魔法の微笑み)」の3曲、「おうちアカペラ」として「おやすみロージー」、「Love Can Go The Distance」の2曲を収録。
既存の楽曲と併せて、計8トラック収録の豪華盤となっている。
ポップ史に輝くこの名曲は、今年も全国各地のクリスマスに彩りを与えることだろう。
※年度はオリコンランキングの集計・発表年度に基づく
<クレジット︓オリコン調べ(12/27付︓集計期間:12月13日〜12月19日)>