ジャスティン・ビーバーは性的虐待を受けたと主張するソーシャル・メディア・ユーザーを名誉毀損で訴えていた裁判を取り下げている。
2020年6月、ジャスティン・ビーバーは2014年と2015年に性的虐待を受けたと主張するダニエルとカディという2人のユーザーに対して「事実関係として不可能だ」として否定していた。
ジャスティン・ビーバーは2人のユーザーに訴訟を起こしており、「ジャスティン・ビーバーが性的虐待を行ったとする卑劣で露骨な嘘と捏造された中傷的な非難を悪意によって投稿することで、注目と名声を集めるために嘘をでっち上げたのです」と主張していた。
訴状では次のようにも述べられている。「この2人の個人がエンタテインメント業界に広がる恐れの風潮を利用したことは非常に明らかなことです」
NBCによれば、ジャスティン・ビーバーの弁護士はロサンゼルス最高裁判所に対して訴訟を取り下げる申立を行ったという。これは法廷外でジャスティン・ビーバーと被告の間で和解に達したためであるかは明らかになっていない。
「性的虐待に関する主張は極めて深刻に受け取られるべきだし、言及することにしたのもだからなんだ。この話は事実関係として不可能だし、だからツイッターと当局と共に法的措置をとろうと取り組んでいるんだ」とジャスティン・ビーバーは当時述べており、主張が嘘であることを示す領収書や予約表もツイートしている。
訴状では被告の「言語道断な捏造された嘘」を反証する「疑いようのない書類の証拠」があるとも述べていた。