「色々あった・・でも・・いつも心に決めて来た事・・一人になっても構わないから先に行く・・それが僕の音楽人生!いよいよだな」 吉田拓郎
日本の音楽業界を牽引、様々な革新的なスタイルで時代のカリスマとなった吉田拓郎が1970年デビュー以来52年のアーティスト活動にピリオドをうつ、最新にして最後のアルバム「ah-面白かった」(全9曲収録)を6月29日にリリースすることを自らのレギュラー番組「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」で発表した。
コロナの影響でラストツアーを断念した76歳の今、吉田拓郎らしく最後を迎えるために、現在出来ることすべてに…ベストを尽くして制作されたラストメッセージの本作は、5曲目「ひとりgo to」をKinKi Kids堂本剛氏が編曲とギター演奏にて参加。7曲目「雪さよなら」では小田和正氏がボーカル参加。アルバムタイトルの題字をKinKi Kids堂本光一氏が執筆するという、最後のアルバムに相応しい吉田拓郎が愛する豪華なゲスト陣が華を添えている。
また7曲目「雪さよなら」は1970年に発売された1stアルバム「青春の詩」に収録された「雪」の完結編として新たに歌詞が加えられ、タイトルも「雪さよなら」として新録されたセルフカバーである。
ブックレットには吉田拓郎本人による貴重な『全曲ライナーノーツ』が掲載され、DVDには本作のデモ制作から完成までを追ったメイキング映像と、吉田拓郎のインタビューが収録されている。