Julian Casablancas、The Strokesのカタログの権利を売却したことが明らかに

Julian Casablancas

ジュリアン・カサブランカスはザ・ストロークスのカタログの権利を売却している。

米『ローリング・ストーン』誌によれば、ジュリアン・カサブランカスはプライマリー・ウェーヴに対して未公開の金額で出版権と原盤権の一部を売却したという。

プライマリー・ウェーヴはジュリアン・カサブランカスがどれだけの権利を自身で保有しているのかを明らかにしていない。売却されたものにはザ・ストロークスの音源/楽曲に対するジュリアン・カサブランカスの権利や他のプロジェクトの権利が含まれているとプライマリー・ウェーヴの担当者は米『ローリング・ストーン』誌に明かしている。

ジュリアン・カサブランカスは自身の音楽に関する権利を売却した最新のミュージシャンとなっている。ジョン・レジェンドは原盤の権利をKKRとBMGにそれぞれ50%の割合で未公開の金額で売却している。

KKRとBMGは昨年12月にZZトップの出版権と原盤権も購入しており、BMGはミック・フリートウッド、ティナ・ターナー、モトリー・クルーの権利も購入している。

一昨年、ボブ・ディランは自身の楽曲の出版権をユニバーサル・ミュージックに売却する歴史的契約を締結している。『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、ボブ・ディランは約60年のキャリアに及ぶ全楽曲の出版権をユニバーサル・ミュージックに3億ドル(約390億円)で売却している。

その中には“Blowin’ in the Wind”、“The Times They Are A-Changing”、“Like A Rolling Stone”といったキャリアを形作ることになった初期の楽曲から2020年発表の『ラフ&ロウディ・ウェイズ』の楽曲も含まれる。

一方、ザ・ストロークスはプリマヴェーラ・サウンドでヘッドライナーを務める予定になっていたが、スタッフに新型コロナウイルスへの感染があったため、出演をキャンセルしている。

出演キャンセルを受けて、前日にプリマヴェーラ・サウンドのヘッドライナーを務めたテーム・インパラはザ・ストロークスの“Last Nite”をカヴァーしている。

関連NEWS

  1. Julian

    The StrokesのJulian、グラミー賞受賞に際してロックの現状について語る

  2. Guns N' Roses

    Guns N’ RosesやBillie Eilishら、来年南米のLollapaloozaに出演か

  3. Julian Casablancas、The RaconteursとThe Strokesの“The Modern Age”で共演

  4. Julian Casablancas

    The StrokesのJulian Casablancas、コメディアンにコートをプレゼントした逸話が明らかに

  5. The Voidz

    The Voidz、ニュー・アルバムの詳細が明らかに

  6. Billie Eilish

    Billie Eilish、2020年好きだった9曲を明かす

  7. The Strokes

    The Strokes、ニューヨーク市長選挙の候補のために対面でのライヴも開催することに

  8. The Strokes

    The Strokes、ヨーロッパでサプライズ公演を行うことを発表

  9. The Strokes

    The Strokes、ロラパルーザ・パリでヘッドライナーを務めることが明らかに

  10. The Strokes

    The Strokes、5人のビデオ・チャットによるトーク動画を配信

  11. The Strokes

    The StrokesThe Strokes、Rick Rubinとコスタリカで行ったレコーディング・セッションについて語る

  12. The Strokes

    The Strokes、延期された大晦日の公演の振替日程を発表

  13. The Strokes

    The Strokes、北欧で開催される3つのフェスティバルに出演することに

  14. The Strokes

    The Strokes、『サタデー・ナイト・ライヴ』のパフォーマンス映像がYouTubeで公開

  15. The Strokes

    The Strokes、シカゴで行ったチャリティ・ライヴでレアな楽曲を演奏