ヤングブラッドは9月2日にリリースされる新作よりザ・キュアーの“Close To Me”がサンプリングされている“Tissues”の音源が公開されている。
ザ・キュアーを聴いて育ったというヤングブラッドは“Close To Me”のサンプリングを使ったことについて語っている。
通算3作目となる新作『ヤングブラッド』からはこれまでに“The Funeral”、“Memories”、“Don’t Feel Like Feeling Sad Today”といった楽曲が公開されている。
“Tissues”の音源はこちらから。
ヤングブラッドは“Tissues”ができた経緯についてアップル・ミュージックのゼイン・ロウに次のように語っている。「ヤングブラッドは新しいベクトルに入っていて、踊りたかったんだよね。この曲を作った時は『踊りたい』と思っていた。スタジオで曲を書いていたんだけど、セッションがうまくいかなくて、深夜になっていた。荷物をまとめて家に帰ろうとしていたら、バドライトの箱を開けて、自分たちが好きな曲をかけ始めたら、ザ・キュアーの“Close To Me”が流れてきたんだ。それで『これをサンプリングすべきだ』と言ったんだけど、スタジオにいたプロデューサーは全員が『無理だよ。権利関係がね』という反応だったんだ」
「『権利関係のことはいいから、iTunesで取り出して、ループにしてくれ』と言ったよ。『どうにかロバート・スミスを説得できたら、問題ないだろ。そうしたら勝ちだね』ってね。素晴らしいよね。自分や友だちが聴きたい音楽をこのアルバムには入れたかった。それが基本原理だったんだ。この曲を聴いて育ったしね」