小沢健二デザインの広告が渋谷&梅田に登場「でかすぎてデザインできません」

ベルリン国際映画祭で批評家連盟賞に輝いた公開中の映画「リバーズ・エッジ」の主題歌、『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』が話題のシンガーソングライター。彼自身がデザインした巨大柱巻12本が、「渋谷系」発祥の地、渋谷駅のコンコースに本日26日からお目見えする。

柱巻にはミステリアスなデザインで「春」「空」「虹」の3文字が並ぶが、これは4月5月に行われる小沢のツアーが『春の空気に虹をかけ』と題されていることから。ツアータイトルは最新シングル『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』の歌詞、「日比谷公園の噴水が春の空気に虹をかけ/神は細部に宿るって君は遠くにいる僕に言う/僕は泣く」に由来している。

12本の柱巻では、1996年に撮影された小沢の写真がライトアップされ、渋谷の雑踏に浮かび上がる。昨年12月に『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』の歌詞が先行発表されて以来、小沢のアーティスト写真には一貫して20年以上前の写真が使われているが、この柱巻では『アルペジオ』の歌詞の中で「小沢くん、インタビューとかでは何も本当のこと言ってないじゃない」と自嘲的に描写される90年代の小沢健二が、小沢自身の手によって2018年の渋谷に「帰還」したようにも見える。

また、大阪・梅田のコンコースにも、彼自身がデザインした巨大広告が本日26日から出現する。

小沢は自身のCDや本のデザインを自ら手がけるが、今回の梅田のデザインについては「でかすぎです。僕みたいな素人がデザインしていい大きさじゃありません 笑。」とコメントしている。通路わきに11メートルにわたって続くこの壁画のような広告には、様々なイメージと言葉が並ぶ。

梅田の壁画広告は小沢にとって22年ぶりとなる大阪城ホールでのライブを告知するもの。公演は「春の空気に虹をかけ」と題され、東京と大阪で4回行われる。36人編成のオーケストラによる「ファンク交響楽」と予告されている。
小沢の広告デザイン展開では、先ごろ「ステッカー・ボム(ステッカー爆弾)」と呼ばれる手法も用いられ、東京メトロ全線の車内に『アルペジオ』の歌詞を配したステッカーが貼られた。小沢はステッカーについて「街の一部になるもの」と発言しており、今回の渋谷と梅田の巨大広告も、その延長線上であるようだ。

音楽のみならず、視覚的にも表現する小沢健二の「最新作」を、渋谷、梅田でチェックしてみてほしい。

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