リトル・フィートは名作『セイリン・シューズ』と『ディキシー・チキン』のデラックス・エディションが6月23日にリリースされることが決定している。同作の日本盤は6月28日にリリースされる。
デラックス・エディションには最新リマスターによるスタジオ音源に加え、当時の貴重な未発表ライヴ音源やデモ音源が収録されるという。
先行で“Sailin’ Shoes (Demo)”と“Dixie Chicken (Alternate Version)”が公開されている。
1972年に発表の『セイリン・シューズ』は、シンガー/ギタリストのローウェル・ジョージ、ドラマーのリチャード・ヘイワード、キーボードのビル・ペイン、そしてロイ・エストラーダというバンド結成時のオリジナル・メンバーの4人によって制作されたセカンド・アルバムで、テッド・テンプルマンがプロデュースを務め、ジャケットのアートワークに、ほぼ全てのリトル・フィートのアルバムのアートワークを手掛けたイラストレーター、ネオン・パークを初めて起用した作品となっている。
『ディキシー・チキン』は、1973年に発表されたバンドの3枚目の作品で、ギターのポール・バレール、パーカッショニストのサム・クレイトン、そしてエストラーダの後任として参加したベーシスト、ケニー・グラッドニーという新たな3名のメンバーを迎えている。
『セイリン・シューズ (デラックス・エディション)』にはローリングストーン誌で主任編集者を務める著名な音楽ジャーナリスト、デヴィッド・フリックによる詳細なライナーノーツが掲載され、『ディキシー・チキン (デラックス・エディション)』にはグレイトフル・デッドのパブリシストとして音楽キャリアを積んだ音楽ジャーナリスト、デニス・マクナリーによるライナーノーツが同梱される。