デュラン・デュランはビリー・アイリッシュやトーキング・ヘッズらのカヴァーを収録したハロウィン向けの新作をリリースすることを発表している。
10月27日にリリースされる『ダンス・マカブル』にはオリジナルの新曲に加え、自身のカタログの再録音源、カヴァーが収録される。
アルバムにはビリー・アイリッシュの“Bury A Friend”、トーキング・ヘッズの“Psycho Killer”に加え、ザ・ローリング・ストーンズの“Paint It Black”、ザ・スペシャルズの“Ghost Town”、スージー・アンド・ザ・バンシーズの“Spellbound”、セローンの“Supernature”も収録される。
アルバムのリリース発表に伴って、3曲収録されるオリジナルの新曲の1曲“Danse Macabre”の音源が公開されている。
キーボーディストのニック・ローズは次のように語っている。「“Danse Macabre”はハロウィンの歓喜と狂気を祝福するものなんだ。次のアルバムのタイトル曲で、アルバムはカヴァーと昔のデュラン・デュランの曲と新曲が珍しい形でミックスされている。このアイディアは2022年10月31日にラスベガスでやったライヴから生まれたんだよね」
「ユニークでスペシャルなイベントを作る瞬間を捉えることにしたんだ。ホラーとユーモア溢れるダークなサウンドトラックに華麗なゴシックのヴィジュアルを使いたいという衝動は抑えきれないものだった」
「あの日の夜に刺激を受けて、重要なテーマとしてハロウィンを使いながら、さらに掘り下げてアルバムを作ることになったんだ。アルバムは純粋で有機的なプロセスを経て変わっていって、デビュー・アルバム以来の早さで出来上がり、誰も予想できなかった結果をもたらすことになったんだ」
「感情、ムード、スタイル、アティテュードはデュラン・デュランのDNAの核心にあるもので、闇の中で光を探し、光の中で闇を探し、このプロジェクトのすべてのエッセンスを捉えることができたと思う」
新作のトラックリストは以下の通り。
1. ‘Nightboat’
2. ‘Black Moonlight’
3. ‘Love Voudou’
4. ‘Bury A Friend’
5. ‘Supernature’
6. ‘Danse Macabre’
7. ‘Secret Oktober 31st’
8. ‘Ghost Town’
9. ‘Paint It Black’
10. ‘Super Lonely Freak’
11. ‘Spellbound’
12. ‘Psycho Killer’ (feat. Victoria De Angelis)
13. ‘Confession In The Afterlife’
先日、デュラン・デュランのアンディ・テイラーは彼がバンドを脱退したのは「個人的なもの」ではなく、「クリエイティヴ面」が理由だったと明かしている。
アンディ・テイラーは1980年から2006年にわたってデュラン・デュランに断続的に在籍しており、昨年ロックの殿堂入りを果たす際もバンドと共演する予定となっていた。しかし、ステージ4の前立腺ガンの治療のために辞退している。
