Cat Power、Bob Dylanの歴史的公演全編をカヴァーした作品よりさらに2曲が公開

Cat Power

キャット・パワーはボブ・ディランの歴史的公演全編をカヴァーした作品よりさらに2曲の音源が公開されている。

キャット・パワーはボブ・ディランが1966年に行った「ロイヤル・アルバート・ホール」公演全編をカヴァーしたライヴ作品『キャット・パワー・シングス・ディラン 1966 ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート』を11月10日にリリースすることを発表している。

本作はアルバム全体が一つのコンサートをカヴァーしたユニークな作品で、マンチェスターのフリー・トレード・センターで行われたものの海賊盤のおかげで『ロイヤル・アルバート・ホール』公演として知られた、ボブ・ディランが1966年5月17日に行った公演をカヴァーしている。

本作から“Mr. Tambourine Man”と“Like A Rolling Stone”の音源が今回公開されている。

https://youtu.be/yxabZ2fqAVA?si=dAUPfZVLhpNM2uZS https://youtu.be/Dtkx59cY_eQ?si=OMPxRA9w5Y6JuJw9

キャット・パワーは本作について次のように語っている。「他のどのソングライターの作品よりも、ディランの曲は、私が5歳の時に初めて聴き始めて以来、私に語りかけ、私にインスピレーションを与えてきた」

彼女は次のように続けている。「過去に“She Belongs To Me”を歌ったとき、一人称にして歌うことがあった。『I am an artist, I don’t look back』って。本当にそう思ってたから。だけどロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートでは、もちろんオリジナルと同じように歌ったわ。曲自体と偉大な作曲家への敬意を込めてね」

「何百万人もの人々の意識的な思考を発達させ、世界の見方を形成するのに役立った数多くの曲を作り上げた人物に対して、私は尊敬の念を抱いていたし、今も抱いてる。だからこそ、ポケットに入れなければならないほど手が震えたけど、自分に対する尊厳を感じることもできた。あそこに立つことは、私にとって本当に名誉なことだと感じたわ」

キャット・パワーの最新作『キャット・パワー・シングス・ディラン 1966 ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート』はCD、LP、デジタル/ストリーミング配信で11月10日に世界同時リリースされ、国内流通仕様盤CDには解説と歌詞対訳が封入される。

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