ビリー・アイリッシュは女性に惹かれると発言したことについて言及している。
ビリー・アイリッシュは先月『ヴァラエティ』誌で「実のところ女性に惹かれている」と発言している。「人生において女性とは深い繋がりを抱いてきた。人生における友人もそうだし、家族もそうだった。肉体的に惹かれるの。でも、女性の美しさやその存在に及び腰になってしまうところもある」
今回、ビリー・アイリッシュは自身のセクシャリティについて語ったことに言及している。『ヴァラエティ』誌のイベントのレッド・カーペットでインタヴューを受けたビリー・アイリッシュはあれはカミング・アウトだったのかどうかと尋ねられている。ビリー・アイリッシュは次のように答えている。「そういうつもりじゃないけど、でも思ったのは、当たり前のことじゃない?ということだった。みんなが知らないとは思わなかった」
映画『バービー』に提供した“What Was I Made For?”が最優秀映画楽曲賞を受賞したビリー・アイリッシュはカミング・アウトという概念自体を受け入れていないと述べている。
「そういう概念自体を受け入れていないの」とビリー・アイリッシュは説明している。「なぜ存在しているだけでいられないの?と思う。私はずっとそうしてきた。話していないだけでね。でも、記事を見たけど、『えっ! 私って今日カミング・アウトしたのね』という感じだった」
「みんなが知らないと思うと、エキサイティングなことよね。知ってもらえてクールよね」とビリー・アイリッシュは続けている。「でも、この話をするのは緊張する。女性のためよね」
『ヴァラエティ』誌のインタヴューでビリー・アイリッシュはキャリアを通して直面してきた性対象化についても語っている。10代としてビリー・アイリッシュは性対象化を避けるためにダボダボの服を着ることになったが、それがさらに体型への関心を抱かせることになった。
「性対象化させないようにしてきたわけじゃない」とビリー・アイリッシュは語っている。「でも、視覚的ではあっても私の身体にアクセスされたくはなかった。それを見せられるほど強くもなかったし、図太くもなかった。あの時に見せて何かを言われたりしていたら、完全に打ちのめされていたと思う」
「胸が大きくて、9歳の頃から胸が大きかった。それが私なのよ。そういう見た目なの。露出の多い服を着ていると、みんなから『性対象化されたくなかったんじゃないの?』とかって言われる」
ビリー・アイリッシュはオリヴィア・ロドリゴと共に2023年最後の『サタデー・ナイト・ライヴ』に音楽ゲストとして出演することも決定している。