パラモアはトーキング・ヘッズの名曲“Burning Down the House”をカヴァーした音源が公開されている。
このカヴァーはコンサート映画『ストップ・メイキング・センス』の40周年を記念したトリビュート・アルバムに収録される予定となっている。
カヴァーを予告する動画はヘイリー・ウィリアムスが自宅に届いた小包を受け取って、中を開けると、映画『ストップ・メイキング・センス』でお馴染みのデイヴィッド・バーンが着ていたオーヴァーサイズのスーツが入っているというものとなっていた。
“Burning Down the House”はトーキング・ヘッズにとって最も売れたヒット曲の一つだが、パラモアは原曲に比較的忠実な形でカヴァーしている。
“Burning Down the House”のカヴァー音源はこちらから。
トーキング・ヘッズのトリビュート・アルバムには16組のアーティストによる16曲のカヴァーが収録される。
パラモアはソーシャル・メディアへの投稿がすべて消されて、公式サイトも404エラーのメッセージが表示されるようになったことで、解散の噂が持ち上がることとなっていた。先日、パラモアは今後について「不確定な状況」にあると述べており、レーベルとの契約を終えて、実質的にフリーな状況にあることにも言及していた。
その際、パラモアはこれからも一緒に楽しくやっていくとしてファンを安心させている。ヘイリー・ウィリアムスは「唯一重要なことは私たちはまだお互い仲間であるということです」と述べている。ザック・ファロは次のように続けている。「パラモア帝国を築き続けて、世界を支配していければと思うよ」
ただ、パラモアは1月13日にヘッドライナーとして出演予定だったオルターエゴ・フェスティバルへの出演をキャンセルしているほか、南米へのフェスティバル出演もキャンセルとなっており、代わりにキングス・オブ・レオンが出演することが発表されている。
トーキング・ヘッズは1984年公開の『ストップ・メイキング・センス』の4Kレストア版が2月2日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国ロードショーされることが決定している。
『ストップ・メイキング・センス』の4Kレストア版は2023年9月に開催されたトロント国際映画祭でワールドプレミア上映が行われており、デイヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリスンによるトーキング・ヘッズは20年以上ぶりに公の場でメンバーの全員が集結している。