カマシ・ワシントンはニュー・アルバム『フィアレス・ムーヴメント』を5月3日にリリースすることを発表して、リード・シングル“Prologue”が公開されている。
新曲“Prologue”は長年のコラボレーターであるAG・ロハスが監督を務め、サマンサ・ブレイクが振り付けを担当したミュージック・ビデオと共に公開されており、ビデオはダンサーの集団が巨大な邸宅でダンスを披露するものとなっている。
“Prologue”のミュージック・ビデオはこちらから。
カマシ・ワシントンは通算7作目となる新作『フィアレス・ムーヴメント』をダンス・アルバムと評している。「それは文字通りの意味ではないんだ。ダンスは動きであり、表現であり、ある意味、音楽と同じである。つまり、身体を通して自分の精神を表現するということ。このアルバムはその点を追求しているんだ」
アルバムは日常的なもの、つまり地球上の生活を探求することに焦点を当てており、それは数年前にカマシ・ワシントンに第一子が誕生したことによるところが大きいという。
「父親になるということは、自分の人生の地平線が突然拓けるということなんだ。自分の死すべき運命がより明白になっただけでなく、自分の不滅性も明らかになった。つまり、娘は生き続け、私が決して見ることのできないものを見ることになるのだ。私は、その事実を受け入れる必要があったし、それが自分の作る音楽に影響を与えた」
『フィアレス・ムーヴメント』にはアンドレ3000 (OutKast) がフルートで参加し、ジョージ・クリントン、BJ・ザ・シカゴ・キッド、イングルウッドのラッパーD・スモークがヴォーカルを提供し、さらに西海岸の伝説ラス・キャスの双子の息子たちである、コースト・コントラのタジ&ラス・オースティンも参加している。また、生涯の友人でありコラボレーターでもあるサンダーキャット、テラス・マーティン、パトリス・クイン、ブランドン・コールマン、DJ・バトルキャットも参加している。
アルバムにはテレビ番組『ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン』で2022年に初披露した“The Garden Path”も収録される。