マウント・キンビーは長年のコラボレーターであるキング・クルールを迎えた新曲“Empty & Silent”が公開されている。
ドム・メイカーとカイ・カンポス、そしてキーボーディストのアンドレア・バレンシー・ベアーンとドラマーのマーク・ペルが正式メンバーに加わった4人編成のマウント・キンビーによる6分間の“Empty & Silent”は通算4作目となるニュー・アルバム『ザ・サンセット・ヴァイオレント』に収録される。
“Empty & Silent”のミュージック・ビデオはこちらから。
マウント・キンビーとキング・クルールは2013年発表のアルバム『コールド・スプリング・フォールト・レス・ユース』に収録されている“You Took Your Time”と“Meter, Pale, Tone”でコラボレーションしているほか、2017年発表の『ラヴ・ホワット・サヴァイヴス』に収録されている“Blue Train Lines”とシングル曲“Turtle Neck Man”でもコラボレーションしている。
4月5日にリリースされる『ザ・サンセット・ヴァイオレント』ロンドンでの仕上げ作業の前までカリフォルニアのユッカ・バレーという西部の田舎町で制作されたとのことで、砂漠に囲まれた赤褐色の色調と寂れたアメリカーナの風景がアルバム全体に漂っていると評されている。
2022年にはカイ・カンポスとドム・メイカーがそれぞれの才能を突き詰めた意欲作『MK 3.5:ダイ・カッツ|シティ・プランニング』をリリースしており、カイ・カンポスがDJとしてのキャリアを成功させると同時に、ドム・メイカーはトラヴィス・スコットやシザ、メトロ・ブーミン、ジェイムス・ブレイクらのトラックを手がけるプロデューサーとしても活躍し、プロデュースしたジェイムス・ブレイクの“Loading”はグラミー賞にもノミネートされている。