パール・ジャムは4月19日に全世界同時リリースされる通算12作目となるニュー・アルバム『ダーク・マター』の試聴会が開催されることが決定している。
試聴会はアルバム発売前日となる4月18日に「コスモプラネタリウム渋谷」で開催される。今回のアルバムのタイトルが宇宙の平均エネルギー密度のほぼ4分の1を占める正体不明の物質『ダーク・マター』ということで、試聴会がプラネタリウムにて行われることになったという。
来場希望者は以下のURLから応募が可能で、また来場者全員には非売品となる『ダーク・マター』特製B2ポスターがプレゼントされる。
https://form.universal-music.co.jp/otr_pearl-jam_dm/page/index.html
2020年発表の『ギガトン』以来となる新作はポスト・マローン、オジー・オズボーン、ザ・ローリング・ストーンズを手掛けてきたアンドリュー・ワットによるプロデュースとなっている。
ギタリストのマイク・マクレディは『クラシック・ロック』誌に次のように語っている。「ここ1年、僕らは彼とスタジオに入っていたんだけど、彼がやる気にさせてくれたんだ。集中して、演奏をして、曲を次々と作っていった。『ギガトン』を作った時はだいぶかかったけど、新しいアルバムはそんなにかからなかった。アンドリューが『アルバムを作るのに時間がかかりすぎです。今、これをやりましょう』と言ってくれたんだ」
「アンドリューはずっとやってきたものよりもハードでメロディックで考え抜いたものをやるように勧めてくれた」とマイク・マクレディは続けている。「マット・キャメロンのドラムにはサウンドガーデンでやっていたものの要素があると思うね」
パール・ジャムはグラミー賞授賞式の週にロサンゼルスのライヴハウス「トルバドール」でアルバム試聴会を開催しており、その場でエディ・ヴェダーは『ダーク・マター』について次のように語っている。「いろいろと良い思い出があるから、ゾクゾクしてるよ。俺達は今でも、コミュニケーションの方法を探ろうとしているんだ。やる選択もやらない選択も可能になった人生のこの時期に、俺達は今でも、何か意味のある作品を出したいと思ってやっていて、このアルバムが俺達の最高傑作であることを願っている。大袈裟でなく、俺はこれが俺達の最高傑作だと思う」