加藤いづみが1998年にリリースしたアルバム「SAD BEAUTY」をタイトルとするライブを6月7日(金)に東京有楽町・I’ MA SHOW(アイマショウ)で開催する。
ライブには同アルバムのプロデューサーの上田ケンジ、レコーディングにも参加したギタリストの西川進も出演する。
本ライブの開催のきっかけとなったのは、2022年の小泉今日子のツアーで加藤と上田ケンジが再会したことから。これを機に、また一緒にやりたいね!と意気投合。上田ケンジとはデビュー当時からの音楽仲間でもあり、アルバム「SAD BEAUTY」のプロデューサー。同アルバムの録音に参加したギタリストの西川進にもオファーし、今回の「SAD BEAUTY」ライブが実現した。3人のライブでの共演は20年以上ぶり。加藤は『一緒にやるのは同窓会のようで、楽しみにしてます!』とライブへの期待を寄せる。
アルバム「SAD BEAUTY」は1998年10月17日にリリースされた7枚目のアルバム。プロデューサーに上田ケンジ、直枝政太郎(CARNATION)の楽曲も加わり、それまでのソフィスティケート・ポップから、エッジを利かせた先鋭かつ攻めたポップに大胆にチェンジ。ファンの間でも賛否両論が巻き起こったアルバムでもある。儚く切ない”SAD BEAUTY”というタイトルはデビューした頃からの自分に課したテーマだという。『それまでの時分を壊したくなったアルバムでもあります。間違いなく自分のターニング・ポイントになった作品です』と当時を振り返る。この頃の作品は最近のライブで演奏する機会がなかったそうで、あの頃の濃い時間を過ごしてきた仲間と共に『やれることは、やれるううちに、自身の聴きたい音楽をやろう!』と「SAD BEAUTY」ライブ開催に至った。
ライブでは「SAD BEAUTY」からはもちろん、8thアルバム「Spring-a-ring-a-ring(1999)」に収められた上田ケンジ・プロデュースの「元気でね、バイバイ」「切なく青い空のページ」も演奏。他にも代表作でもある「好きになって、よかった(1993)」や「ZERO(1991)」「シャンプー(1992)」を披露予定。ただし、この日は90年代に発表した楽曲限定にするとのこと。デビュー当時から応援してるファンにとってはたまらない選曲になりそうだ。
「加藤いづみ “SAD BEAUTY”」ライブのチケットは、5月11日(土)より各プレイガイドにて発売される。
加藤いづみ “SAD BEAUTY”
日時:6月7日(金) 開場18:00 / 開演19:00
会場:東京有楽町・I’ MA SHOW
出演:加藤いづみ
上田ケンジ(Band Master,Bass) / 西川進 (Guitar)
渡辺シュンスケ(Keyboards) / 河村吉宏(Drums)
チケット価格 (税込/全席指定):8.800円
チケット発売日:5月11日(土) AM10:00〜
※チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスにて発売
※未就学児童の入場は出来ません