キングス・オブ・レオンは本日リリースの新作より“Nowhere to Run”のミュージック・ビデオが公開されている。
“Nowhere to Run”は本日5月10日にリリースされた2021年発表の『ホウェン・ユー・シー・ユアセルフ』以来となる通算9作目のアルバム『キャン・ウィ・プリーズ・ハヴ・ファン』に収録される。
“Nowhere to Run”のミュージック・ビデオはこちらから。
アルバムはメンバーが期待から解き放たれ、自分たちのサウンドを試行錯誤し、タイトルの『キャン・ウィ・プリーズ・ハヴ・ファン』が示すように、楽しみながら制作されたという。ダーク・ホース・スタジオでレコーディングされた本作は新たなコラボレーターであるキッド・ハープーンを迎えて制作され、自身のサウンドにおいて新たな領域に踏み込みながらも、ザラついた原点に立ち返っている。
「今まで参加した中で最も楽しいレコードだった」とカレブ・フォロウィルは語り、ネイサン・フォロウィルは次のように続けている。「音楽的に弱さが出てもいいと思ったんだ。ロック・バンドだとしてもずべての曲が振り切れなくても恥ずかしくないと思えたのがよかったよ」
アルバムに関してはレーベル移籍の間にメンバーが新曲を発表するプレッシャーを感じることなく曲が書かれたとのことで、そのため、ヘヴィなサウンドに特化するのではなく、様々な感情に取り組んだ作品に仕上がったとバンドは説明している。
「レーベルからのプレッシャーみたいなものはなかったよ」とジャレッド・フォロウィルは説明している。「人のお金でギャンブルでもするような感じだったね。音楽以外のことを考えることなく素晴らしいものを作ろうとする自由を与えてくれたんだ」
「まさに自分たちがそうなってほしいものにキュレーションすることができたんだ」とネイサン・フォロウィルは続けている。「それが自分たちにとっては大きくプラスだったんだ」