イーグルス・オブ・デス・メタルのジェス・ヒューズ、銃規制を求めるデモへの批判を謝罪

イーグルス・オブ・デス・メタルのフロントマンであるジェス・ヒューズは、先日に行われた学生たちによる銃規制を求めるデモについての発言を謝罪している。

「マーチ・フォー・アワー・ライヴス」はフロリダ州パークランドで17人の学生が犠牲になった銃乱射事件を受けて立ち上げられたもので、アメリカ全土をはじめ世界各地で厳しい銃規制を求める行進が行われた。

ジェス・ヒューズは先日、レイプを防ぐために男性器を切り落とした男性を銃規制に例えた風刺画をインスタグラムに投稿している。

「ホイットニー・ヒューストンが歌った、子供たちが先頭で引っ張っていくっていう歌(※“Greatest Love Of All”)は、人生におけるパラダイムを転換させるには至らなかったんだ」とジェス・ヒューズは綴っている。「そして、真実が自分たちのデタラメな物語と一致しないとなれば、興奮して足を踏みならして、それを受け入れようとしないっていうね。それで、16人のクラスメイトの血を犠牲にして、ホッケーをするために何日も学校を休むってわけだ。こんなに感傷的で悪趣味じゃなければそういうのも面白かっただろうな」

ジェス・ヒューズは次のように続けている。「銃乱射事件を直に経験した生存者として俺が言えるのは、お前らが何日も休んでデモしてることは亡くなった人たちの思い出に対する侮辱であって、お前らのすべての行動が俺や自由を愛する者たちへの虐待であり侮辱なんだよ」

「ロックンロールよ、生き長らえてくれ。そしてこの亡くなった者たちを虐待する胸糞悪い卑しい奴らが、自分たちの恥を最大限の時間をかけて晒されるよう、できるだけ長く生きられますように。そして呪われますように」

ジェス・ヒューズの投稿はこちらから。

ジェス・ヒューズはその後、当該の投稿を削除しており、新たに銃規制反対派の人々に謝罪する動画をインスタグラムに投稿している。

ジェス・ヒューズは動画の中で物議を醸した投稿について「自分たちの国の若者たちが起こしたムーヴメントの美しいアジェンダの様々な側面が取って代わる」ことについて意図したものであったにもかかわらず、裏腹に「敬意を欠いた個人攻撃や若者たちを軽視するような」ものになってしまったと語っている。

「ハッキリさせておきたいんだけど、俺はそういうつもりは決してなかったんだ」とジェス・ヒューズは語っている。「アメリカの若者たちや、彼らが生み出した美しいものを批判するつもりなどなかった。心から謝罪するよ。誰かを傷つけたり、危害を加えるつもりはなかったんだ」

ジェス・ヒューズが投稿した動画はこちらから。

Jesse Hughesさん(@fatherbadass)がシェアした投稿

ジェス・ヒューズは以前にも銃規制に関するコメントが物議を醸しており、2015年に起きたパリ同時多発テロについて、フランスの厳格な銃規制のせいで誰もテロリストに反撃することができなかったとしている。ジェス・ヒューズ率いるイーグルス・オブ・デス・メタルは当時、パリ同時多発テロが起きた会場でライヴを行っており、テロリストの襲撃によって会場スタッフやバンド関係者、そしてファンを含む合計89人が命を落としている。

ジェス・ヒューズはについては2016年、テロに対する物議を醸したコメントをめぐって、バタクランの生存者であるイスマエル・エル・イラキがジェス・ヒューズを批判するコメントを発表している。

「君たちの音楽は大好きだ。特にライヴは最高だよ(ワイルドで本当に楽しい)。だけど、君が恐怖を広げるようなことをするなんて思ってもみなかった」とイスマエル・エル・イラキはコメントしている。「FOXニュースやドナルド・トランプみたいな奴らと同じようにね。君は一匹狼で、反逆者であると思っていた。だけど、違ったようだ。僕たち(反逆者、一匹狼、ロックファン)は、いつも君を大好きで擁護しようとしていた。だって君は愛すべきアホ野郎で、ある種のおバカさんだったから。『三ばか大将』や『テックス・アヴェリー』に出てくる狼みたいにね。しかし、君は今回、愚かな考えを持つ危険な奴だと証明してしまったんだ」

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