PlaceboのBrian Molko、イタリアで首相への侮辱罪で起訴される見込みであることが明らかに

Placebo

プラシーボのフロントマンであるブライアン・モルコはイタリアのジョルジャ・メローニ首相を「ファシスト」にして「人種差別主義者」と評したことで名誉毀損で起訴される見込みであることが明らかになっている。

ブライアン・モルコは2023年7月にトリノで開催されたソニック・パーク・フェスティバルで1万人の観客を前にジョルジャ・メローニ首相について「ファシストの人種差別主義者」であり、「ファック・ユーだ」と語っている。

当時、トリノの検察はこの件について捜査を開始しており、ブライアン・モルコに対して名誉毀損の申し立てが申請されていた。

今回、イタリア紙『ラ・スタンパ』は、イタリア司法省が検察当局に対して1,000ユーロ(約15万8000円)から5,000ユーロ(約79万円)の罰金を科す「制度侮辱罪」の容疑でブライアン・モルコに対する法的手続きを開始する権利を与えたと報じている。

イタリア紙『ラ・スタンパ』は「今回の罪は裁判への直接召喚の対象となる」とも報じている。

ジョルジャ・メローニ首相はネオ・ファシズム系の流れを汲んだ「イタリアの同胞」の党首で、第二次世界大戦中のベニート・ムッソリーニ政権以来、最も右寄りの政権の首相となっている。ジョルジャ・メローニ首相は2022年の総選挙で反移民政策やLGBTQの権利を制限する計画を掲げて勝利している。

ジョルジャ・メローニ首相は「伝統的クリスチャンの家族観」を掲げて、中絶の禁止、EU条約の再交渉、減税、同性カップルが代理出産や養子縁組の権利を持たないようにすることに注力したいと語っている。

イタリアの刑法では政府、議会、裁判所、軍隊を含む「共和制国家を公の場で侮辱した」人物に「制度侮辱罪」が適用されるという。

一方、プラシーボはドキュメンタリー作品『プラシーボ:ディス・サーチ・フォー・ミーニング』が公開されている。

英国アカデミー賞を受賞しているオスカー・サンソムが監督を務めた本作はベネディクト・カンバーバッチ、ヤングブラッド、ガービッジのシャーリー・マンソン、アイドルズのジョー・タルボットといった有名人のファンが監視カメラ・スタイルの映像で出演しているのに加え、2022年発表のアルバム『ネヴァー・レット・ミー・ゴー』のライヴ映像やバンド・メンバーへのインタヴューで構成されている。

その中でロビー・ウィリアムスはプラシーボの“Nancy Boy”が自身に与えた影響について語っている。1997年発表のデビュー・アルバムに収録されている“Nancy Boy”は同性愛を侮辱する言葉がタイトルとなっており、ロビー・ウィリアムスはその流動的なセクシャリティとドラッグ描写によって「混乱を受け入れることができた」と語っている。

ドキュメンタリーのトレイラーはこちらから。



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