フレディ・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ(原題)』より、主演のレミ・マレックは見事にクイーンのフロントマンに扮した新たな写真が公開されている。
『ボヘミアン・ラプソディ』は今年の11月2日に公開される予定で、映画は1970年のクイーンの結成から1985年の「ライヴ・エイド」に至る、彼らがスターとして歴史に名を刻むまでを描く作品となっている。
今回、新たに映画の撮影場面の写真2枚が公開され、クイーンを象徴するライヴの1つが忠実に再現されている。
公開された写真の1つは、1985年にウェンブリー・スタジアムで開催された「ライヴ・エイド」のステージ上の光景を写したものとなっている。
もう1枚の写真は、レミ・マレック演じるフレディー・マーキュリーとグウィリム・リー演じるブライアン・メイのバックステージでの様子を写した1枚となっている。
クイーンのバンド・メンバーのキャストについては2人の他に、『X-メン:アポカリプス』に出演していたベン・ハーディがドラマーのロジャー・テイラーを、『ジュラシック・パーク』でティム役を演じたジョゼフ・マゼロがベーシストのジョン・ディーコンを演じている。
『ボヘミアン・ラプソディ』は今週、ラスべガスで開催されたシネマコンで予告編が公開されているが、一般には公開されていない。
本作は数年の紆余曲折を経て、昨年にようやく撮影がスタートしたものの、監督が急遽ブライアン・シンガーからデクスター・フレッチャーに変更になっている。
報道によれば主演のレミ・マレックとブライアン・シンガーが何度か衝突し、レミ・マレックはスタジオに苦情を訴えることとなっている。
2017年12月に監督を外された際、ブライアン・シンガーは次のように述べている。「このプロジェクトを完結させることができて、フレディ・マーキュリーとクイーンの伝説を讃える手助けをすることほどやりたいことはないんだ。でも、フォックスはそうさせてくれなくてね。というのも、今は自分と愛する人の健康をまず第一に考える必要があるからなんだ」