アニー&ザ・コールドウェルは最新作『キャント・ルーズ・マイ(ソウル)』の国内盤が6月13日にリリースされることが決定している。
アニー&ザ・コールドウェルズは母・アニーを中心に結成された家族バンドで、50年来の夫でるウィリー・ジョー・コールドウェル・シニアがギターを、長男のウィリー・ジュニア・コールドウェルがベース、末っ子のアベル・エイキリアス・コールドウェルがドラムを担当しており、娘のデボラ・コールドウェル・ムーアとアンジェシカ・コールドウェル、名付け娘のトニ・リヴァースがバックシンガーを務めている。
アルバムをプロデュースしたのは、アーティストのシンケインとしても知られるアフマド・ガラブで、ナッシュヴィルから機材を運び込み、教会の裏部屋を即席スタジオに改装して録音は行われたという。
アフマド・ガラブは次のように語っている。「まるで、自分が存在するずっと前からここにあった自然の力の前にいるような感じだった。彼女の声は身体的で、まるで彼女の魂から来ているかのようだ。彼女の人生のあらゆる部分、旅の小さな片鱗が、彼女が奏でる一音一音に感じ取れる。それは純粋な才能で、努力も気取りもなく、ただただ本物で、あるがままなんだよ」
アニー&ザ・コールドウェルはは週末に演奏することが多いので、本業はウィリー・ジュニアがフォークリフトの運転手、アベル・アキリアスが病院患者の運転手、アンジェシカが保険会社のカスタマーケア、トニが小学校の教師、デボラがヘアメイクをしている。アニーはメイン・ストリートでコールドウェル・ファッションズという衣料品店を経営しており、現在も週5日、予約制で営業している。