ブロック・パーティーは20周年を記念してアルバム『サイレント・アラーム』のデラックス・エディションがリリースされることが発表されている。
ブロック・パーティーはデビュー・アルバム『サイレント・アラーム』がリリースから20周年という大きな節目を迎えており、昨年7月にもロンドンのクリスタル・パレス・パークでアルバムの全曲を演奏する公演を行っており、今年のサマーソニックにも出演することも決定している。
今回、ブロック・パーティーは様々なレア音源を収録したLP4枚組の『サイレント・アラーム』のデラックス・エディションをリリースすることを発表している。
LP4枚組のうち、最初の2枚にはオリジナル・アルバムの音源が収録され、3枚目のアナログ盤にはB面曲やレア音源が収録される。
4枚目のアナログ盤には2004年にBBCラジオ1のために収録された『ジョン・ピール・セッション』の音源と7曲のデモ音源が収録される。これらの音源はこれまで商業的にリリースされたことはなかったという。
4枚組LPだけでなく、2枚組LP、2枚組CD、アマゾン・ミュージック独占ヴァイナル・リイシュー盤もリリースされるとのことで、いずれの形態も9月26日にリリースされる。
フロントマンのケリー・オケレケは昨年『サイレント・アラーム』の20周年について次のように語っている。「この1年間、ライヴをやるのが本当に楽しくて、ブロック・パーティーの20周年を祝って、新旧のファンのために何か特別なことをするのは理にかなっていると思う」
「多くの人から2018年から2019年にかけて行った『サイレント・アラーム』のライヴのチケットを取れなかったと聞いたから、1日限りの夏のパーティーで、あのアルバムや人気曲を演奏するのはやるべきことだと思ったんだよ」
2023年にもケリー・オケレケは次のように語っている。「あのアルバムが人々の心をつかんでくれたことには本当に感謝しかない。けれど、僕らが作ったどのアルバムを聴いても、もう一度やる機会があったとしたら、違ったことをするだろうとも思うんだ」
ブロック・パーティーがリリースした最新作は2022年発表の『アルファ・ゲームス』となっている。