タイラー・ボールゲームはラフ・トレード・レコーズと契約したことが発表されている。
ロードアイランド出身で、現在はロサンゼルスを拠点とするシンガーソングライターであるタイラー・ボールゲームは今回の契約について次のように語っている。「ラフ・トレード・レコーズと一緒に仕事を始められることを本当に嬉しく思っています。彼らの音楽への情熱と信念は、初日から一貫して感じてきたものです。私は心から歌い、このバンドの革新的な存在感を世界中のステージに一刻も早く届けたいと思っています」
ラフ・トレード・レコーズの共同代表であるジェフ・トラヴィスとジャネット・リーは次のように続けている。「タイラー・ボールゲームの歌声を聴くと、人の声という力強い表現においてこれほどの優しさが宿るのかと驚かされます。まるでエルヴィス・プレスリー、ロイ・オービソン、ハリー・ニルソンを思い起こさせるような声です」
契約を記念して、ラフ・トレード・レコーズは昨年8月にリリースされた楽曲“Help Me Out”をピックアップしており、ライヴ・パフォーマンス映像も紹介されている。
タイラー・ボールゲームは“Help Me Out”について次のように語っている。「“Help Me Out”は僕が個人的にも創造的にも絶望的な状態でLAにやってきたことを象徴する曲だ。今こうしてこの曲が世に出るのは、夢の実現と恥ずかしながら”ボールゲーム”というアーティストが誕生したことを意味するひとつの到達点なんだ」
