マイリー・サイラスはニュー・シングル“More to Lose”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
“More to Lose”が収録される通算9作目のニュー・アルバム『サムシング・ビューティフル』には13曲が収録され、コロンビア・レコーズより5月30日にリリースされる。マイリー・サイラスはショーン・エヴェレットと共にアルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーも務めている。
“More to Lose”のミュージック・ビデオはこちらから。
マイリー・サイラスは新作と共にアルバムのフィルム・エディションが世界各国で6月に劇場公開されることも明らかになっている。フィルム・エディションはマイリー・サイラス、ジェイコブ・ビクセンマン、ブレンダン・ウォルターが監督を務め、ティエリー・ミュグレー、ジャン・ポール・ゴルチエ、アレキサンダー・マックイーンが手掛けたクラシックな衣装が使用され、「衝撃的なヴィジュアルの物語」と評されている。
公開されたトレイラー映像はマイリー・サイラスがハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム、撮影所など、ロサンゼルス周辺で様々な衣装を披露するものとなっている。「ファンタジーに駆られたユニークなヴィジュアル体験であり、来たるアルバムからの13曲のオリジナルが起用されます。マイリー・サイラスの頭の中から生まれた唯一無二のポップ・オペラです」とトレイラー映像では謳われている。
先日、マイリー・サイラスはピンク・フロイドの『ザ・ウォール』に影響を受けたニュー・アルバム『サムシング・ビューティフル』に取り組んでいると報じられていた。
マイリー・サイラスは映画『ザ・ウォール』をティーンエイジャーの時に兄の一人と親友と共に観に行ったとのことで、リムジンを借りて、マリファナを吸いながら、1970年代風のファーのコートを着て観たと説明している。「のめり込んだわ。だから、心からの愛着があって、アイディアとしては『ザ・ウォール』を作ることなんだけど、もっといいワードローブでグラマラスにして、ポップ・カルチャーで埋め尽くしたいの」
マイリー・サイラスは新作が「催眠的でグラマラス」な雰囲気になると語っている。「コンセプト・アルバムで、良くないカルチャーを音楽を通して治癒していく試みね」