ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーは来たるニュー・アルバムより新曲“Measuring Ruins”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
新曲“Measuring Ruins”は11月17日にデジタル/ストリーミングでリリースされるニュー・アルバム『トランキライザー』に収録される。アルバムのCDとLPは11月21日に発売される。
“Measuring Ruins”のミュージック・ビデオはこちらから。
ミュージックビデオはニューヨークを拠点に活動し、様々なメディアやプラットフォームを革新的に探求することで知られるアーティスト、ヨシ・ソデオカが手がけている。
新作の出発点についてプレス・リリースでは次のように述べられている。「精神安定剤を意味する『トランキライザー』の出発点は偶然の光景だった。歯医者の椅子に横たわり、歯に響く振動を受けながら、ふと見上げた蛍光灯のカバー。灰色のタイル天井に貼られた、青空とヤシの木のプリント――安っぽい人工の楽園。その瞬間、OPNは問いかける。この世界の音とは何か。日常と非日常がかろうじて均衡を保ちながら共存する、この薄っぺらな現実の音とは」
さらに、数年前、インターネット・アーカイブから、巨大なサンプル・ライブラリがインターネットから忽然と消えた事件も創作の引き金となったという。90年代から2000年代にかけての何百枚ものクラシックなサンプルCD――シーケンス、ビート、パッド、バーチャル楽器。『サイレントヒル』から『X-ファイル』まで、数え切れない作品に陰影を与えてきた音源たちが、一瞬にして闇に呑み込まれたという出来事。それは文化の断絶、時代の記憶を繋ぐ回線が無慈悲に断ち切られるような体験だった。幸いにも、失われかけた音の断片は再び救出され、文化的アーカイブとして息を吹き返すことになった。
プレス・リリースは次のように続けられている。「本作は、過去への逃避とは何を意味するのか、そしてその先に何が待っているのかを問いかけ、超現実的でディープなテクスチャーで聴く者を包み込む」
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンは新作について次のように述べている。「このアルバムは、かつて商業用オーディオ・キットとして作られた音源群に形を与えた作品だ。陳腐なサウンドの索引を裏返しにしたようなもの。今日の文化の奥底にある狂気と倦怠を最もよく表現できる、プロセス重視の音楽制作へと回帰した作品なんだ」
アートワークは、インディアナ州を拠点とするアーティスト、アブナー・ハーシュバーガーによって描かれた絵画で、アブナーが育ったノースダコタの平原を抽象的かつ有機的に再構築している。
新作の国内盤CDにはボーナストラック“For Residue (Extended)”が追加収録され、解説書が封入される。LPは通常盤 (ブラック・ヴァイナル) に加え、限定盤 (クリア・ヴァイナル) も発売され、限定盤LPは数量限定の日本語帯付き仕様 (解説書付)でも発売される。さらに国内盤CDと日本語帯付き仕様盤LPは、Tシャツ付きセットも発売が決定している。



























