ジェイムス・ブレイク、男性の感情の吐露について軟弱だとする自身の音楽の扱いに反論

ジェイムス・ブレイクは自身を「悲観的な少年」と扱う人々に対し、それをやめるよう促す心のこもったメッセージをツイートしている。

ジェイムス・ブレイクは5月24日に”Don’t Miss It”というタイトルの新曲を公開しており、曲に対するファンの「素晴らしい反応」への感謝でメッセージを始めている。

しかし、ジェイムス・ブレイクは続けて、曲の中で彼が自身の感情について語るといつだって「悲観的な少年」という言葉で片付けられていることに「気付かないわけにはいかない」と述べている。

「男性が自身の感情についてありのままに語ることについて、不健康だとか、問題があるとかと形容されるのをずっと目にしてきたんだ」とジェイムス・ブレイクは続けている。「そうやってすべてを決めつけてしまうことは、女性がその直面している問題について議論することに僕たちは何も疑問を持たないというのに、男性が自分自身をエモーショナルに表現することに対して恒常的に続いてきた悲惨な汚名の一因となっているんだ」

「僕たちはすでに男性による鬱と自殺が蔓延している状況にあるわけでね。傷つきやすく、でも、それを公のものにする必要があるということについて、なお問題視して、男性を傷つけてきたことをこれ以上証明する必要はないわけでさ。自分が何を思っているか話すこと、これだけが唯一の素晴らしいことなんだ」

「何かを打ち明けて胸の重荷を降ろしたり支えになってくれるような音楽に共感したりすることを、自分の感情に物怖じするような人々に恥ずかしいと思わせるようなことはやめてほしいんだ」とジェイムス・ブレイクは続けている。「マチズモや虚栄心が最終的に偉大な勝利を収めることはないわけでね。メンタル・ヘルスの問題や幸せへと続く道は正直さでできていると、僕はこよなく感じているんだ」

「この『悲観的な少年』の手紙については申し訳なく思うけど、多くの友人がこれに溺れているのを見てきたし、僕自身も溺れそうになったことがあるんだ。というのも、すべてを自分で抱え込んで、軟弱だとって見られるのを恐れていたからね。今は素晴らしい強みだと思ってるし、つまびらかにすることでみんなの周りの人々のためになれるんだ」

”Don’t Miss It”はジェイムス・ブレイクとマウント・キンビーのドミニク・ メーカーとのコラボレーションとなっており、2016年発表のアルバム『ザ・カラー・イン・エニシング』以来、2曲目の新曲となっている。

”Don’t Miss It”のリリックでジェイムス・ブレイクは「世界が僕を締め出した。すべてを差し出したら、すべてを失うだろう」と歌っている。「外出するのを避けることができればな。人生を浪費するのを避けることできればな」

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