『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』の推薦コメント第3弾が公開

John Lennon

ジョン・レノンは最後のコンサート映像『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』が4月29日より日本でも劇場上映されるが、推薦コメント第3弾が公開されている。

本作はジョン・レノンがオノ・ヨーコと共にビートルズ解散後に行った唯一のフルレングス・コンサートのライヴ作品であり、マディソン・スクウェア・ガーデンでの2回にわたる大規模な公演が収録されている。映像と音声は20年の歳月をかけて一コマずつ手作業で修復されており、ショーン・オノ・レノン率いるグラミー賞を7回受賞したチームの手によって、映像のレストア・再編集・リミックスが施されている。

コンサートは1972年8月30日、ジョン&ヨーコ/プラスチック・オノ・バンド ウィズ エレファンツ・メモリー、そしてスペシャル・ゲストによって、知的・発達障がいを持つ子供たちのためのチャリティとして開催されたもので、延べ4万人の観客を動員し、当時の金額で150万ドル(現在の価値で約1,150万ドル相当)以上の寄付を集めている。

今回公開された推薦コメントは以下の通り。

みうらじゅん(イラストレーターなど)
『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』という2枚組のレコードアルバムを高校生の時、買った。以来、ラブ&ピースは僕の中でジョン&ヨーコのこと。ぼんやり思ってたキレイごとのラブとは大きく違った。後に僕が描いた漫画『アイデン&ティティ』の“アンド”も、ジョン&ヨーコの影響が大。
アウト老になりこのライブ映像を観た。二人のいびつなステージは時を超え“そこがいいんじゃない!”と思わせてくれた。

和田唱(ミュージシャン)
“ONE TO ONEコンサート”は、WINGSの『ROCK SHOW』同様、長い間その暗くて荒い画質のビデオで楽しむしかなかったので、最近流行りの言葉で言えば、どこか「没入感」に乏しいものだった。ROCK SHOWの方は何年か前にレストア処理&長尺化されたので、ONE TO ONEはまだ?と首を長くして待っていたが、今回タイトルも新たについに!僕はしっかり没入させてもらった。

改めて「Mother」や「Imagine」での、ブルーのサングラス越しのジョンの目、というか目線にしびれる。やっぱりアーティストだなぁとか、ギターをスタンドに置かずに肩に掛けたまま後ろに回して鍵盤弾くのも、ミスを気にせずさらっと冗談で流すのも、未だに憧れる。あとはドラム×2人、ギター×2人というのは知っていたけど、ベースも×2人だった!とか、コーラス隊がいるけど、多分ほんの1、2曲しか登場せず、基本的に歌でハモらないライブだった、という事にこの度気付く。その分ジョンの声を堪能できるけど、いつだってバンドメンバーとのハーモニーに拘ってきたポールとの違いが顕になっていて面白い。

そして、この日のジョンのビジュアルは最高にカッコいい。(*抜粋版 全文はオフィシャルサイトに掲載)

本秀康(イラストレーター・漫画家)
ジョンが「カム·トゥゲザー」や「マザー」をライブでやっているなんて!ワン·トゥ·ワン·コンサートを初めて観たはるか昔、僕はその貴重さにぶっ飛んだ。と同時に、「リハーサルにようこそ」の自虐MCを受け、どこか出来が万全ではないのかな?とも思っていた。
しかし、この映画でその認識は覆された。確かに演奏に粗さはある。でも、そこがロックだった!元ビートルズの人が解散間もなくでこれをやってしまうなんて、演奏のロック度の高さ以上に、その姿勢がロックだ。ジョンはやはり凄い。ヨーコがもっと凄いのかもしれない。これまで十分に観れなかったヨーコのパートも含めてこそのワン·トゥ·ワン·コンサートだと実感。圧倒された!

山崎洋一郎(ロッキング・オン編集長)
ビートルズ幻想、スター幻想から脱出してリアルな表現者であろうとして悪戦苦闘しているジョンの姿は、ヒリヒリするほど生々しく、痛々しいほどせつなく、同時に圧倒的に美しくてかっこいい。
そして、メッセージとエンタテインメントの狭間で懸命に戦うジョンとヨーコの応援に駆けつけたスティーヴィー・ワンダーが、メッセージとエンタテインメントをその歌声によって当たり前のように一気に統合してしまう瞬間は圧巻だ。

本作は、1972年にスティーヴ・ゲブハルトが撮影した映像を元に、サイモン・ヒルトンが監督、ショーン・オノ・レノンがプロデュースを務め、マルチスクリーンを駆使した没入感のある体験を目指して製作されている。音声についても、最高解像度でのデジタル修復を経て、192kHz/24bitのハイデフ・ステレオ、5.1chサラウンド、さらに一部の劇場ではDolby Atmos(ドルビーアトモス)での上映が行われる。

ショーン・オノ・レノンは本作について次のように語っている。「このコンサートは、父の最後のコンサートだったので、僕の心の中で伝説的な存在でした。父がレスポールを弾いていたので、僕もレスポールが欲しくなったのを覚えています。父がツアーに出る計画を立てながらも叶わなかった今、僕たちに残されているのはこのコンサート映像だけです。だからこそ、この作品に携われたことに深く感謝しています」

「僕はこのコンサートを本当に美しいと思っています。70年代初頭、音楽がより洗練されていく中で、父はパンクの到来を予見するかのように、原点に戻って、生の、本能的なロックンロールへと立ち返ろうとしていました。それは非常にクールで、時代の流れに逆らった試みでした」

「僕にとって、父が話したり動いたりしている姿を見るのは、言葉にできないほど特別なことです。誰もが知っている限られたイメージの中で育ってきた僕にとって、見たことも聞いたこともない断片に出会えることは、父と過ごす時間をもう少しだけ与えてもらったような、とても深い意味があるのです」

ジョン・レノンは『NME』に対して1972年にこのライヴについて次のように語っている。「マディソン・スクウェア・ガーデンでのギグは、キャヴァーンやハンブルク時代以来と言っていいくらい最高に楽しかった。ビートルズが本当に夢中で演奏していた頃とまったく同じ感覚だったんだ」

映画の概要は以下の通り。

タイトル: パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC
公開日: 2026/4/29(水・祝)
公開表記:4/29(水・祝)〜TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ なんば ほか公開
監督: サイモン・ヒルトン
製作: ショーン・オノ・レノン、ピーター・ウォースリー
出演: ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、プラスティック・オノ・バンド、エレファンツ・メモリー、スティーヴィー・ワンダー ほか
上映時間:81分(予定)
鑑賞料金:一律3,000円

現時点での上映劇場は以下の通り。

DOLBY ATMOS 上映日4/30(木) & 5/7(木)2日限定(19劇場)
東京 TOHOシネマズ 日本橋
東京 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
東京 TOHOシネマズ 新宿 4/29(水祝)AM8:20〜
神奈川 横浜ブルク13 5/7(木)のみ1日限定
千葉 TOHOシネマズ 柏
千葉 T・ジョイ蘇我 5/7(木)のみ1日限定 
埼玉 TOHOシネマズ ららぽーと富士見/
埼玉 MOVIXさいたま
埼玉 T・ジョイ エミテラス所沢 5/7(木)1日限定
宮城 イオンシネマ新利府
石川 イオンシネマ白山
愛知 イオンシネマ名古屋茶屋/
愛知 ミッドランドスクエア シネマ
大阪 TOHOシネマズ 梅田
大阪 TOHOシネマズ くずはモール
京都 イオンシネマ京都桂川/
京都 MOVIX京都
和歌山 イオンシネマ和歌山
福岡 T・ジョイ博多 5/7(木)のみ1日限定
大分 TOHOシネマズ アミュプラザおおいた

通常版 上映劇場(46劇場)
東京 TOHOシネマズ シャンテ 4/29(水)~5/7(木)
東京 TOHOシネマズ 池袋 4/29(水) & 5/3(日) 2日限定
東京 TOHOシネマズ 新宿 4/29(水) & 5/3(日) 2日限定
東京 MOVIX亀有 5/7(木)1日限定
神奈川 109シネマズ港北 5/8(金)~5/14(木)
神奈川 109シネマズゆめが丘 5/8(金)~5/12(火)
神奈川 MOVIX橋本 5/7(木)1日限定
千葉 TOHOシネマズ 流山おおたかの森 4/29(水) & 5/3(日) 2日限定
千葉 シネマイクスピアリ 4/29(水) & 5/3(日) 2日限定
埼玉 イオンシネマ大宮 5/8(金)~5/14(木)
埼玉 MOVIX川口 5/7(木)のみ
栃木 小山シネマロブレ 4/29(水) & 4/30(木) 2日限定
栃木 宇都宮ヒカリ座 5/1(金)〜5/7(木)
群馬 MOVIX伊勢崎 5/7(木)1日限定
岩手 中央映画劇場 5月中旬予定
宮城 MOVIX仙台 5/7(木)1日限定
山形 MOVIE ONやまがた 5/(金)~終映日未定
山形 イオンシネマ天童 5/15(金)~5/21(木)
新潟 シネ・ウインド 5/2(土) & 5/3(日) 2日限定
石川 イオンシネマ金沢 5/8(金)~5/14(木)
福井 テアトルサンク 4/29(水)、5/7(木)上映日決定
静岡 静岡東宝会館 5/1(金)〜5/7(木)
静岡 シネプラザサントムーン 5/22(金)〜5/28(木)
静岡 シネマイーラ 5/17(日) 1日限定
静岡 MOVIX清水 5/7(木)のみ1日限定
長野 アイシティシネマ 5/8(金)~5/21(木)
愛知 TOHOシネマズ 赤池 4/29(水) & 5/3(日) 2日限定
愛知 ミッドランド名古屋空港 4/29(水)~5/7(木)
愛知 109シネマズ名古屋 5/1(金)~終映日未定
愛知 イオンシネマ名古屋茶屋 5/8(金)~5/14(木)
愛知 MOVIX三好 5/7(木)のみ1日限定
大阪 TOHOシネマズ なんば 4/29(水)~5/7(木)
大阪 109箕面 4/29(水)~5/7(木)
京都 京都シネマ 5/1(金)~8(木)
兵庫 塚口サンサン劇場 5/8(金)~5/14(木)
三重 イオンシネマ東員 5/22(金)~5/28(木)
広島 八丁座 近日上映
鳥取 MOVIX日吉津 5/7(木)のみ1日限定
岡山 MOVIX倉敷 5/7(木)のみ1日限定
徳島 ufotable CINEMA 5/1(金)~5/14(木)
愛媛 シネマルナティック 5/2(土)〜5/8(金)
山口 MOVIX周南 5/7(木)のみ1日限定
福岡 イオンシネマ大野城 5/15(金)~5/21(木)
熊本 熊本ピカデリー 5/7(木)1日限定 ★
鹿児島 ガーデンズシネマ 5/7(木)~5/15(金)(*5/10休映、5/12・13休館)
沖縄 桜坂劇場 4/29(水)〜5/7(木) 

更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。

https://www.culture-ville.jp/powertothepeople

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