7月24日から3日間にわたって新潟・湯沢町の苗場スキー場で開催される『FUJI ROCK FESTIVAL ’26』の開催まで1ヶ月を切りました!
出演アーティストも続々と発表され、「どのアーティストを観に行こうか?」と嬉しい悩みもFUJI ROCK FESTIVALならではですよね。
今回は編集部がオススメするアーティスト「KNEECAP 7/26 GREEN STAGE」を絶対に観るべき理由を解説していきます。
是非きっかけの1つになれば幸いです。
KNEECAPについて
KNEECAP(ニーキャップ)は、北アイルランド・ベルファスト出身の3人組ヒップホップグループです。消滅の危機にある母国語(アイルランド語)をラップに使い、政治的な弾圧や差別に抗う姿勢が世界中で大きな注目を集めています。
メンバーはモーグリ・バップ(Móglaí Bap)、チャスタイナー(DJ Próvaí)、リーアム・オグ(Liam Óg)の3人で構成されています。彼らの活動は、北アイルランドの歴史や複雑な政治事情(アイルランド統一派など)と深く結びついています。
「植民地化によって奪われた言葉を取り戻す」という信念を持ち、アイルランド語(ゲール語)と英語をミックスしたリリック(歌詞)を制作しています。
イギリス統治下の北アイルランドにおける政治的抑圧や、政府への反逆心をユーモアと過激なドラッグカルチャーを交えて表現しています。
彼らの結成秘話や日常を描いた半自伝的な映画『KNEECAP/ニーキャップ』が公開され、高い評価を受けています。
KNEECAPで聴いておきたい楽曲
『3cag』
①Cearta
アイルランド語で「権利」を意味する彼らの代表曲。アイデンティティと反骨精神を力強く叫ぶアンセム。
ローファイで軽快なファンク・ビートや、ハウス・テクノといったクラブミュージック(レイヴ、ベースミュージック)の要素が融合しています。
ピュアにビートとラップの快楽が暴力的に表現されている」と評されています。体が勝手に動くような中毒性があり、ライブでも一気にフロアをロックするキラーチューンです。
②Amach Anocht
彼らのハードなライフスタイルとユーモアが全開になった疾走感あるトラック。
この曲のバックトラックには、ヒップホップ界で何度もサンプリングされてきたメルビン・ブリスの古典的名曲「Synthetic Substitution」のドラムブレイク(通称「サブスティチューション・ビート」)がループとして使われています。
『Fine Art』
①Better Way To Live
アイルランドのポストパンクバンド Fontaines D.C. のフロントマン、Grian Chatten(グリアン・チャッテン) をフィーチャーした楽曲です。
KNEECAPの持ち味である重厚なクラブミュージックのビートをベースにしつつも、Fontaines D.C.直系のダークで乾いたポストパンクのベースラインやギターサウンドがブレンドされています。
②3CAG (feat. Radie Peat)
タイトルは、アイルランド語の文法用語「trí chosan agus guta」(3つの子音と1つの母音)の頭文字をとったものです。しかし同時に、ストリートでは違法薬物の「MDMA」を指す隠語(スラング)でもあります。
アイルランドのバイオリン奏者ジョー・オドネルが1977年に発表したケルト・フィドル(バイオリン)の名曲『Caravan』のフレーズがサンプリングされています。これをプロデューサーの Toddla T がスムーズで浮遊感のあるアトモスフェリックなドリル・ビートへとビルドアップさせています。
③Parful
英語の「Powerful(パワフル / 強力な、最高の)」がベルファストの独特な都市の訛り(Vernacular)によって変化した、現地のスラングです。
ハウス、テクノ、ブレイクビーツといった90年代のUKレイヴ・ミュージックから強い影響を受けた重低音のビートが特徴です。アルバムの前半~中盤に見られたダークなドリルやシリアスな空気感を一気に吹き飛ばす、推進力のあるエレクトロ・サウンドです。
『FENIAN』
①Smugglers & Scholars (feat. Killer Mike)
もともとアルバムのリードシングルとして絶大な支持を得ていた楽曲ですが、ヒップホップ界のレジェンド Killer Mike(キラー・マイク) を迎えた「Killer Mike Remix」がデラックス盤の目玉として世界配信され、その政治的・音楽的ケミストリーが国内外の主要メディアやリスナーの間で大きな話題となっています。
Fontaines D.C.などを手がけた Dan Carey がプロデュースを担当。従来の泥臭いアイリッシュ・ドリルとは一線を画す、鋭利な金属音のようなヘビーなパルスビートが全編を支配しています。
②Carnival
これまでのKNEECAPらしい高速ドリルやパンク・ラップとは一線を画す、ダークで引きずるようなスローテンポのビートが特徴です。
この曲のイントロには、メンバーのモ・カラ(Mo Chara)らがロンドンの治安判事裁判所(Westminster Magistrates Court)に出廷した際の実況音声や、メディア(Sky Newsなど)のニュース音声がそのままサンプリングされています。
③Liars Tale
プロデューサーの Dan Carey(ダン・キャリー)が手がけたトラックは、90年代初期のUKレイヴシーンを彷彿とさせる、重厚なドラムマシンと過激なエフェクトが全編を支配しています。
この曲が最もメディアで物議を醸し、同時に絶賛されているのが、現職のイギリス首相キア・スターマーを名指しで激しく非難している点です。歌詞では彼を「労働党の服を着た保守党(トリー)」と切り捨て、「Fuck Keir Starmer」とストレートにラップしています。
フジロックの各会場の移動時間目安
FUJI ROCK FESTIVALの会場は、入場ゲートから最奥のエリアまで徒歩で片道約40〜60分かかる非常に広大なレイアウトです。
移動時間を短縮したい場合は、※FUJI ROCK go round(会場内での移動と休憩をより快適にするための有料サービスパス)を利用するのも有効な手段です。
主なステージ間の徒歩移動時間は以下の通りです。
GREEN STAGE ⇔ WHITE STAGE:約10〜15分
GREEN STAGE ⇔ RED MARQUEE:約5〜10分
GREEN STAGE ⇔ FIELD OF HEAVEN:約20〜25分
WHITE STAGE ⇔ FIELD OF HEAVEN:約10〜15分
WHITE STAGE ⇔ ORANGE CAFE:約15〜20分
【移動の注意点】
メインの「GREEN」から「WHITE」の間は通路が狭くなるエリアがあり、アーティスト交代時などの混雑ピーク時や雨天で足元がぬかるむと、通常の2倍以上(30分以上)の時間がかかることもあります。夜間は暗くなるためさらに注意が必要です。
※FUJI ROCK go roundとは
主なサービス内容専用バスの運行:場外エリアから場内最奥エリアまで、複数ルートで運行する専用バスに何度でも乗車できます。
専用ラウンジの利用:場内に設置された専用ラウンジや休憩スペースを利用でき、専用トイレも完備されています。
駅行きシャトルバスの優先乗車:会場発〜越後湯沢駅行きのシャトルバスに優先乗車が可能です。
ドリンクサービス:ラウンジ等で利用できるワンドリンクサービスが含まれています。
※15歳以下は保護者の同伴に限り無料でご利用いただけます。
(2026年7月26日時点で満15歳以下の方が対象|要顔写真付き身分証)
FUJI ROCK FESTIVAL’26
開催日 2026年 7/24(金) 25(土) 26(日)
開催地 新潟県湯沢町苗場スキー場
主催 SMASH Corporation
企画・制作 SMASH / HOT STUFF PROMOTION
入場チケット
一般発売:3日通し券¥59,000、1日券¥26,000、金曜ナイト券¥16,000
Under 22 1日券 / Under 17 1日券
一般発売:Under 22 1日券¥18,000、Under 17 1日券¥9,000
駐車券 (1台/税込) ※2名以上から受付
一般発売:3日通しS駐車券¥22,000、3日通しA駐車券¥18,000、1日券¥6,000
キャンプサイト券 (1名/税込)
全発売期間共通¥6,000 (開催期間中有効)
オートキャンプ ムーンキャラバンチケット(1名/税込)
4輪(車両)チケット:¥22,000
2輪(バイク)チケット:¥10,000
更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。


